羽を伸ばしに、旅行しよう!―アメリカ国内旅行のあれこれ

アメリカ旅行
海外から旅行する方が実は安い!?
皆さん、留学中はまたとない旅行のチャンスだって思ったこと、ありませんか?考えてみてください。日本からは遠い異国の地も、留学中なら、気軽に行けちゃいます。 でも旅行に行くと言っても、通貨の感覚もわからないから何が高くて安いのか、そもそも安全なのかわかんない!という人が多いと思います。実際私も一人でアメリカを旅行した時は同じ思いをしました。 そこで今回は、そんな不安を少しでも解消できるようなお話をします。アメリカ国内旅行をテーマに、「移動・滞在」に関する情報をご紹介します!

宿泊施設はどれがいい?

まずは旅行先での宿泊施設に関してご紹介しましょう。良く使われる施設とその値段、サービスの違い、予約方法を取り上げます。なお、これらはアメリカのみならず、他国へ旅行する場合にも参考になりますので、ぜひご活用ください。

―ホテル

宿泊先としては言わずもがな、の施設ですね。都市部のほとんどの場所に立地しており、様々なホテルのランク付けがあります。当然ですが、上位ランクにのホテルほど、値段は高く、サービス・安全面では満足の高いものとなります。
ホテル
海外旅行と言えば、ホテルでの宿泊!
サービス:各ホテル企業の運営スタイルによりますが、大体の場合スポーツジムの使用や朝食が無料で付いてきます。フリーのWi-Fiもあります。高ランクになればなるほど、すごい特典が付いてきます(例:3食バイキング、高級バーの無料使用などなど)。まぁ、学生には縁遠い話ですが・・・ 値段:各ホテルブランド、ロケーション、部屋のランクなどによって異なりますが、大体の場合1泊1万を超えます。 予約:当日の窓口かネットの両方で行えます。ただし、当日ですと、空き部屋が値段の高いものの場合があります。ネットの方が部屋も選べますし、スケジュールに合わせやすいので、オススメです。また、比較サイト(ExpediaBooking.com など)を使えば、値段を抑えられます。

―モーテル(Motels)

ホテルと似ていますが、こちらは都市の中心を外れた場所や郊外に多く存在しています。本来は “Motor’s hotel” と呼ばれ、車で移動する旅行者に向けた宿泊施設です。長期滞在も可能ですが、大体の場合は数日で宿泊します。
モーテル
アメリカのビジネスホテル的な立ち位置です
サービス:宿泊施設としては最低限の設備(ベッド、シャワー、トイレ)を備えているだけです。食事も自前で用意する必要があり、まさに「泊まるだけ」の施設です。日本でいうビジネスホテルのようなイメージです。無料のインターネットがある場所が多いです。 値段:1泊1万以下がほとんどで、かなり低価格で宿泊できます。各モーテルブランドの間に、あまり差はありません。 予約:当日の窓口かネットの両方で行えます。性質上、ほとんどが当日の予約です。

―ゲストハウス

主にバックパッカー(個人で長期間海外を旅する人のこと)の人たちが利用する、旅行者専用の宿泊施設です。世界各国の旅行者と交流ができ、情報交換や交友関係が広がります。ちょっと変わった旅行をしたい場合はオススメですよ。
ゲストハウス
国境を越えた友情を育もう!
サービス:食事、掃除など全てセルフです。施設によっては、個人部屋があったり、板1枚でベッドが区切られているだけだったり、大部屋で雑魚寝だったりと、異なります。基本的に水回り(キッチンやトイレ、風呂など)は共同で使用します。インターネットは、管理者の方から直接教えてもらう必要があります。 値段:施設によって異なります。バックパッカーだった友人に話を聞くと、1泊1000円、時には500円くらいで住むような場所がほとんどだそうです。 予約:ほとんどが当日予約・・・というか宿を見つけて「泊まれますか?」って直接聞く感じだそうです。

―B&B

「ベッド・アンド・ブレックファスト」の略で、「民宿」と呼ばれているやつです。大まかに言えば、旅館みたいな感じで、持ち主が自宅を旅行者用に開放している宿泊施設です。最近は色々なタイプがあり、自宅に泊めるパターン・管理しているアパートの一室を貸してくれるパターン・家一軒をまるごと貸してくれるパターンなどなどがあります。
ベッド・アンド・ブレックファスト
異国の温かさに触れられる宿
サービス:ほとんどの場合がセルフでやりますが、上記のパターンによっては家の設備を使わせてくれる場合もあります。ホストの方によってはご飯を出してくれる所もあります。インターネットは、管理者の方から直接教えてもらう必要があります。 値段:これもホストの方やパターンによって異なります。また、自分が欲しいサービスを追加することによって値段が変わります。大まかに言えば、2000円台~ホテル代を超えるものもあります。 予約:ネット予約のみです。ホストの準備や先客の方の滞在期間によって、自分のスケジュールと合わない場合もあります。 以上の4パターンがアメリカにおけるメジャーな宿泊施設です。留学生のほとんどは、定価価格のホテル・ゲストハウス・B&Bの3つを良く使いますかねー。 ちなみに行き先に友達がいる場合、そいつの宿泊先に泊めさせてもらう、という手もあります。私もそれを使ってシアトルの街に旅行しました。

旅行先への移動手段を選ぶ!

移動手段
飛行機、電車、バス!さぁどれに乗ってやろうか!
宿泊先の次に気になるのは、どうやって旅行先へと移動するか、ですよね。ほとんどの人が「え、飛行機じゃないの?」とお考えかもしれません。 その考え、間違ってはいませんが、そこですぐに飛行機を予約してはモッタイナイ! ニューヨークからカリフォルニアへ移動するならともかく、近場の州に移動するだけならもっといい移動手段がありますよ?  

―飛行機

長距離で移動する場合、もしくは地上での移動が難しい場合にはオススメの移動手段です。片道移動と往復移動とで値段が異なりますので、気をつけて下さい。 ExpediaCheapOair などの旅行比較サイトを使えば、値段を抑えられます。
飛行機
空を飛ぶとラクだけど・・・
メリット:短時間で目的地にたどり着けること。長距離移動に向いていること。国外への移動が出来ること。 デメリット:値段が高いこと(片道だけでも2万超えることがあります)。セキュリティチェックが面倒なこと。飛行機の乗り換えの場合、待ち時間があること(それも長時間の場合があること)。 予約:当日もネット予約も可能ですが、ネット予約の方が値段を抑えられます。  

―バス

意外と知られていませんが、アメリカにも長距離バスが走っています。 “Greyhound” というバス会社が最大手です。値段も低価格で、隣の州に移動するだけなら大体3000円~で移動できます。
バス
アメリカにも、バス旅行があるんだなぁ
メリット:安いこと。短距離の移動に向いていること。充電ができたり、ネットが無料で使えること。 デメリット:停留所が決められており、移動しなければならないこと。行き先に停留所がない場合があること。道路交通の状況によって到着時間が異なること。 予約:ほとんどの場合がネット予約です。  

―電車

これも意外と知られていませんが、電車による長距離移動もアメリカにはあります。日本で言えば新幹線にあたりますが、それなりに騒音が出ます。 “Amtrack” という会社が最大手で、電車とバスによるパッケージサービスを提供しています。バスほどではありませんが、低価格帯です。日本の電車とことなり駅の間隔が長く、州をまたぐものがほとんどです。1駅分+バスによる移動は、5,6000円~が相場です。
電車
アメリカンな風景が楽しめます
メリット:それなりに低価格なこと。道路状況に関係なく移動できること。それなりに短時間で移動できること。 デメリット:駅までの移動手段が必要なこと。行き先に駅がない可能性があること。電車とバスの乗り換えに、待ち時間が長い場合があること。 予約:これもほとんどがネット予約です。   以上3つが、アメリカ国内を移動する主な手段です。これ以外にも自動車をレンタカーする方法もありますが、交通ルールが日本と異なることや事前に契約内容(全文英語!)を理解しておく必要があり、面倒です。あまりオススメはしません。乗れば着くタイプの移動手段が一番楽ですよ(笑) ただ、友達が車を持っている場合は、お願いして乗せてもらうこともOKです。その場合は、ガソリン代くらいは出しましょう。
カーシェア
カーシェアは財布にも環境にもいい!
いずれの移動手段にも言えることなのですが、移動手段の行き先と宿泊施設が離れている場合もありますので、宿泊施設周辺の状況を確認しておきましょう。

注意事項

旅行に行く際には、様々な注意事項があります。
アメリカ旅行の注意
危険はすぐそこに・・・
身の安全を確保することが第一ですが、手回り品、とくに貴重品(パスポートや財布、携帯、スマートフォン、パソコンなどなど)の管理には細心の注意を払って下さい。日本にいると分かりませんが、海外でスリや置き引き、強盗に会う確率はかなーり高いです。ましてや人気の観光地ですと、ぐーんと上がります。私の友人も、旅行先のカリフォルニアで、カメラをパクられました。 また、旅行先で犯罪に巻き込まれる可能性もあります。他人から預かった荷物に麻薬が隠されていたり、旅行先のお土産で知らずに違法薬物を購入していたり(購入したクッキーの中に紛れ込んでいたり)という可能性もあります。
アメリカ旅行中のトラブル
「知らなかった」じゃ済まない場合も・・・
健康にも注意が必要です。旅行先で変な病気にかかったり、食あたりを起こす可能性もあります。慣れない異国での旅ということで、気づかないうちにストレスを溜めていることもありますので、余裕を持った日程を送りましょう。 あと、注意という程ではありませんが、飛行機で移動する場合はパスポートの提示が必要ですので、忘れないように注意しましょう。 というより、アメリカ国内を移動する場合は、常にパスポートを持っておけば一番楽です。日本のパスポートは国際的にかなり信頼されているため、身分証明書代わりになります。常に手元に置いて、無くさないようにしましょう。
パスポート
パスポートは自分の身代わりだと思って!

おわりに

いかがでしたでしょうか? 宿泊施設と移動手段の種類をお伝えしましたが、それぞれのメリット・デメリット、サービス、値段の違いを理解して頂けると幸いです。 注意事項では色々と脅かすようなことを書きましたが、あまりビビらないでくださいね。あくまで「こういうことが起きるかもしれない」という心構えを持ってね、というお節介です!
アメリカ旅行
旅のワクワク感を忘れないで!
勉強することも大事ですけれど、留学では楽しむことも大切!今回の記事を参照し、少しでも旅行に対する不安がなくなったのなら、大変うれしいです!

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