最低マイナス20度!?ドイツ冬の防寒対策!

こんにちは、留学VoiceライターのNariです。 今回は、私の住むドイツの南部を中心に、冬は最低マイナス20度にもなるドイツの冬の防寒対策についてお伝えしたいと思います。 ドイツの冬

1.ドイツの冬

日本と比べてドイツの冬は長く、10月のはじめごろから一気に冷え込み、冬の到着を感じさせます。 10月から12月の初めまでは急に気温が0度近くまで下がったり、寒くなった翌週には15度近くまでなったりとあまり気温は安定していませんが、総じてとても寒いです。 日本と比べると、夏が比較的短く、冬が長いように思われます。 やはり、ドイツは寒い国なので、身体を温める工夫が生活のあちこちに見られます。 以前の記事でも紹介したハーブティーもそうですが、ドイツにはおいしいスープがたくさんあり、特にクリスマスの時期になるとシナモンやクローブなどのスパイスが使われた飲み物もたくさん飲まれています。 冬の時期だけ販売されるハーブティーもあります。 ドイツの冬のもので特に有名で代表的なものがグリューワイン(Glühwein)で、クリスマスマーケットの名物です。 赤ワインベースのグリューワインが主流ですが、その他にも白ワインベースのグリューワイン、ブルーベリーワインベースのグリューワインなどクリスマスマーケットによって味わえるグリューワインが違います。 冬にクリスマスマーケットが1か月近く開催されることやウインタースポーツが人気なこともあり、防寒グッズは種類が豊富で比較的手に入りやすいです。

2. ドイツの暖房事情

日本の暖房は、こたつやストーブといったどちらかと言うと直接暖をとる暖房器具の使用が主流ですが、ドイツの家では部屋全体を温める暖房のほうが多いです。 ドイツの家では、窓ガラスが二重になっていて、一度部屋を暖めると暖かさを長時間保てるようにもなっています。 その他にもドイツの家の各部屋にある暖房器具は家に備わっているもので、セントラルヒーティングです。 私の家は、現在学生寮に住んでいることもあり、管理人さんが暖房の温度とスイッチを管理しているので、10月ごろからセントラルヒーティングのスイッチが入りました。 1年中暖房を使える家もあります。家によって温度は集中管理されていますが、スイッチで暖房器具の調節もできます。 外出のたびにスイッチを切ったり入れたりしていると光熱費が余計にかかるので、長期の外出以外は暖房を弱めてもスイッチを切ることはあまりありません。 私の部屋では、暖房はスイッチに雪のマーク(スイッチOFFの状態)から1~6までの数字の表記があり、普段部屋で過ごしているときは4~6に設定し、ちょっと外出するときなどはメモリを2または3に合わせています。 暖房で窓を閉め切ってることが多いですが、1日に2回10分程度の換気をすることもカビを防ぐために大切で、よく賃貸の契約書にも換気の義務が表記されています。 ドイツの暖房機

3.防寒必需品

ドイツの冬には厚手のコートやダウンジャケットはなくてはならないものですが、その他にも手袋、ニット帽、マフラーとしっかり防寒できるブーツは必需品です。 やはり、冬が厳しい国なので防寒具は充実しています。 私がドイツに来てからの最初の冬にマイナス20度になった時は、厚手のコートの下にセーターやシャツを重ね着し、ズボンの下にもレギンスを履き、厚手の靴下を2枚重ねて乗り越えました。 ドイツで、ベルリンやシュトゥットガルトなどのいくつかの大きい都市にはユニクロもありますが、日本と比べると値段が高めなので、冬季に留学に行かれる方は、ユニクロのヒートテックなどを事前に少し多めに日本で購入しておくといいかと思います。 ドイツでは、ウインタースポーツが人気なのでスキーウェアなどは冬になるとどのデパートでも売られています。 ウィンタースポーツ用の手袋やニット帽は防寒に優れているものが多いのでお勧めです。 その他にも、ドイツ初のアウトドアブランドJack Wolfskinというブランドもたくさんの優れた防寒用品を揃えています。 ドイツで特に寒いのはクリスマスが明けてから2月の中旬までなので、日本である程度防寒の準備をして、11月のBlack Fridayのセールやクリスマス直後の冬のセールで防寒具を買い足すとよいと思います。 ドイツの冬

4.まとめ

ドイツの冬は家の中は暖かく外はとても寒いです。しかし、しっかりとした防寒をすることで寒い中でのクリスマスマーケットや散歩も楽しむことができます。

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