紫外線に気をつけろ!オーストラリアでの紫外線対策

オーストラリア留学

オーストラリアといえば海です!ビーチです!

オーストラリアには魅力的なビーチや、アウトドアのアクティビティが充実しています。やったぜ!遊びまくるぞ!

しかーし!ひとつ気をつけなければならないことがあります。それは”紫外線対策”。オーストラリアの日差しは恐ろしいほど強いです。日本とは比べ物になりません。ホントに!オーストラリアの皮膚がん発症率は、なんと世界一とも言われています。そのためオーストラリアでは、紫外線対策に非常に力を入れているのです。

そこで今回は、オーストラリアでの紫外線対策について話したいと思います。

 

紫外線の話

オーストラリアの紫外線

紫外線、つまり「UV(Ultraviolet)」には、波長によって「UV-A」/「UV-B」/「UV-C」の3つの種類があります。この中で、主に地表に届くのは「UV-A」と「UV-B」の2つ(※「UV-C」はオゾン層に吸収されるので、基本的に地表には届かないようなのですが、近年オゾン層破壊により届く危険性が高まってきています)。

「UV-A」は地上に降り注ぐ紫外線の約95%を占めており、「肌の老化」や「シワ」の原因になります。「UV-B」は「日焼け」を引き起こす紫外線で肌に「シミ」をつくり、「皮膚がん」や「白内障」の原因にもなります。

では、これらの紫外線を防ぐにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか?

日焼け止め 

日焼け止め

日焼け止めクリームの表記

日焼け止めクリームを探していると分かりますが、”SPF”とか”PA”とか「え……な、なにこれ?」というような表示を多く目にします。これらは何を表しているのでしょうか?

SPFとは

SPFというのは「Sun Protection Factor」の略です。人によって日焼けの影響が出る時間には差があるのですが、SPFはそれを遅らせることができる時間を数値化したものです。つまりSPFは、「日焼け」の原因となる”「UV-B」の影響が出る時間を遅らせることができる効果の大きさ”を表しています。「SPF30」の日焼け止めは、本来の時間より「30倍」の時間遅らせることができるということになります。目安としては「SPF1」で「20分」遅らせることができます。最高で「SPF50+」ですが、オーストラリアには「SPF30」までの日焼け止めしかないので注意しましょう。

PAとは

PAは肌の老化やシワの原因になる「UV-A」を防ぐ効果があります。PAの効果は「+」によって表され「PA++++」が最高となります。ちなみに、「UV-A」は冬でも変わらず降り注いでいる上、窓ガラスや雲を突き抜ける事ができるので、たとえ冬でも室内でも日焼け止めを塗っておいた方が良いでしょう。

紫外線吸収と紫外線散乱

日焼け止めには紫外線吸収と紫外線散乱の2種類があります。

紫外線吸収剤は紫外線を吸収して、肌に浸透するのを防ぎます。サラサラしていて白くなりにくいのですが、肌への負担が大きいです。

紫外線散乱剤は紫外線を散乱させて、肌へのダメージを防ぎます。何度も塗りなおす必要があり、白っぽくなってしまいますが肌への負担は小さいです。

日焼け止めはこまめに塗りなおそう

オーストラリア留学に持っていくものは?という記事でも少しお話したのですが、いくらSPFやPAが高くても汗をかいたりして取れてしまうと効果が無くなってしまいます。オーストラリアには「SPF30」までの日焼け止めしかありません。それは長い時間遅らせることができる「SPF50+」の日焼け止めを塗っても、汗をかいたりして結局塗りなおすことになるので「SPF30」程度の時間遅らせることができれば十分、という考えがあるからです。また、SPFやPAが高いものはそれだけ肌への負担も大きくなります。SPFやPAの大きさではなく、「自分に合った日焼け止め」を選びましょう。

日焼け止めは日本で購入していっても良いですし、現地で購入しても良いと思います。オーストラリアの日焼け止めでも十分効果はあります。大切なのは「自分の体に合ったものを選ぶ」ということです。

サングラス

サングラス

紫外線は目にも影響を与えます。紫外線を浴びすぎると目が充血しヒリヒリと痛みはじめます。そして、目が浴びた紫外線は実は肌にまで影響を与えてしまうのです。ですから、肌を守るためには日焼け止めだけでなくサングラスも慎重に選ぶ必要があります。サングラスにも特徴的な表記があります。日焼け止め同様、表記に注目して選びましょう。

UVカット

これは皆さんも聞いたことがあると思います。通常「UVカット」の効果は%で表されます。つまり「UVカット99%」とは、「このサングラスは紫外線を99%カットしますよ」という意味です。

紫外線透過率

次に「紫外線透過率」。紫外線透過率とは「紫外線を通す率」のことで、率が低ければ低いほど紫外線を通しません。つまり「透過率1%」とは、「このサングラスは紫外線を1%しか通さないよ」という意味です。

UV400カット

これってさっきの「UVカット」のことじゃないの?と思った方がいるかもしれませんが、「UVカット」と「UV400カット」は別物です。先ほどお話ししたように紫外線には3つの種類があるのですが、実はそれらの波長には強さがあります。「UV-A」は315~400、「UV-B」は280~315、「UV-C」は280以下です。「UV400カット」は、強さが400以下の波長の紫外線をカットできるということを示しています。

4.帽子

帽子

頭部を守るのに、帽子は非常に効果的なアイテムです。液体タイプの日焼け止めだと頭には塗ることができませんので、頭部の紫外線対策にはぜひ帽子を活用しましょう。太陽から隠れる部分が多い方が効果も大きくなりますので、なるべくつばが広いものの方が良いです。最近の日焼け止めには服にスプレーできるタイプのものもあるので、帽子にスプレーするとより効果が期待できると思います。

長袖

オーストラリア留学の持ち物

夏場は長袖だと暑いかもしれませんが、日焼けが嫌だという人は長袖を着てより効果を高めましょう。UV加工された服や手袋などは、より効果的に紫外線対策ができるのでオススメです。また、オーストラリアは夜になると夏でも涼しくなるので、寒さ対策としても長袖は持って行って損はないと思います。

サンスマートプログラム

オーストラリアの紫外線対策

冒頭で触れたように、オーストラリアは紫外線対策に非常に力を入れています。1980年代から「サンスマートプログラム」という、紫外線対策プログラムが実施されているようです。その一環として、子どもたちの紫外線対策指導に「スリップ・スロップ・スラップ・ラップ(Slip, Slop, Slap, Wrap)」という合言葉がつくられています。

『スリップ・スロップ・スラップ・ラップ(Slip, Slop, Slap, Wrap)』とは、紫外線予防のために取るべき行動を示す言葉で、次のような意味があり、子どもたちが屋外へ出る時に守るべきスローガンになっています。

長そでのシャツを着よう! (Slip on a long sleeved shirt!)
日焼け止めを塗ろう! (Slop on some sunblock!)
帽子をかぶろう! (Slap on a hat that will shade your neck!)
サングラスをかけよう! (Wrap on some sunglasses!)

”在日オーストラリア大使館―サンスマートプログラム”より引用

このようにオーストラリアでは、子どもの頃から徹底した紫外線対策が行われています。これは何も子どもに限った事ではなく、大人も普段から意識して紫外線対策をしています。このことからも、オーストラリアの紫外線による健康被害がいかに深刻であるかが分かると思います。日本ではあまり意識することのない紫外線対策ですが、オーストラリアではしっかりと対策をしましょう。 

おわりに

実は、僕自身はオーストラリアに着いても「紫外線なんて関係ないぜ!」という感じで紫外線をなめきっていたのですが、現地の学校の先生に「日焼け止め塗らないと死ぬぞ」と言われ、その日から焦って塗り始めました。しかし、時すでに遅し……。結局、中途半端なやや焼け状態になってしまいました。お肉でいうとミディアムレアぐらいでしょうか。帰ってきたのが3月の初め。まだまだ寒い冬の時期に僕だけやや焼け。肌も視線も痛かったです。

「紫外線を浴びすぎるとヤバい」というのは知っていたものの、具体的にどれだけヤバいのかというのは全く分かっていませんでした。実際に調べてみると、自分がいかに死に急いでいたのかというのが分かりました。

余談ですが、オーストラリア出身のハリウッド俳優ヒュージャックマンは実は3度もの皮膚がん治療を受けています。やはり紫外線の健康への影響は大きいようで、本人も「若いころに紫外線対策を怠っていたのが原因だ」と語っています。そのため、今では紫外線対策に神経質なほど力を入れているそうです。

みなさん、オーストラリアに行ったら紫外線対策を怠らないようにしましょう。

<参考HP>

在日オーストラリア大使館―サンスマートプログラム

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この記事の著者

くろ

くろオーストラリア留学経験者

春休みを利用して、5週間の短期語学留学してきました。行き先は、オーストラリアです。滞在費も安いので、田舎町にしました。田舎街への留学ありだと思ますよ!

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