全然違う!?ニュージーランドでのバス利用ルール

こんにちは!きりんです。
私はニュージーランドのクライストチャーチに1年間語学留学をしていました。留学生活中学校に通うためにバスを使っていたのですが、特に戸惑った日本とは違うバスの使い方のルールについてご紹介したいと思います。
目次
クライストチャーチ市民にとってのバス
クライストチャーチでの公共交通機関と言えばバスです。電車もあるのですが長距離移動用なので普段は使いません。どこかに移動するときには、バス、もしくは家族の車が殆どになります。そのため、バスは市民にとっての生活の足とも言えます。
しかし、クライストチャーチでのバスの乗り方は日本とは異なる点がいくつもあり、事前に知らなければ目的地でちゃんと降りることができません。
次からはそんな日本とは異なるルールについて詳しく見ていきましょう!
ルール①:バス停でバスに向かって手を挙げないとバスが止まらない

日本だったらバス停にいれば運転手さんがバスを止めてくれますよね。
でも、クライストチャーチではバス停にいても日本のようにバスは止まってくれないんです。
バスを停めたいときは
- バス停で立ち止まる。
- バスに向かって大きく手を挙げる。
このような手順でバスを停めます。まるで日本のタクシーのようですよね。(笑)
しかしこれをやらないといくらバスを待ってもバスに乗せてくれないので、大きく、分かりやすく手を挙げましょう。
ルール②:前から乗る

日本のバスの中には後ろから乗る場合もあるでしょう。しかし、クライストチャーチのバスの料金は“距離”で発生するのではなく“何回バスに乗ったのか”で変わります。なので、前から乗車し、ICカードを1度読み込ませます(もしくは乗車料金を払う)。
降車する場合は前からでも後ろからでもどちらでも構いません。
ルール③:次のバス停を知らせてくれない

日本ではお馴染み
「次は○○です。お降りの方は降車ベルをお鳴らし下さい。」
といったアナウンス、またはモニターはクライストチャーチではありません。
私も初めてバスに乗った時はホストファミリーについてきてもらったのですが、「このお店が見えたら降車ボタンを押すんだよ。」と言われて、必死になってそのお店の名前を覚えた記憶があります。(笑)
バスに乗る時はどこでボタンを押すべきか把握しておきましょう。
また、どこで降りればいいかわからないときは運転手さんに
「○○に行きたいんだけど、降りる場所が分からないから教えてくれない?」
と一言言っておけば、快く引き受けてくれますよ!
ルール④:降りるときに挨拶する

これはニュージーランドのルールと言っても過言ではないと思います。ニュージーランドでは礼儀を重んじる国民性です。特にThank youと感謝の言葉を述べないと大変失礼に当たります。自分のためにしてくれたことに対しての挨拶は欠かしません。
バスを降りるときも同様です。
バスを降りるときは必ず“Thank you” や “Thanks” と言いましょう。
他にもニュージーランドでは “Cheers” (ブリティッシュイングリッシュ圏特有の挨拶)や”Ta”(ニュージーランドやオーストラリアで使われるThank you)も使えます。
ぜひ降車する場合は運転手さんにお礼を言いましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか?
バスの乗り方ひとつとってもこんなにも日本と違います。特に降車場所を覚えるのが最初は大変ですが、クライストチャーチのバス運転手さんは皆さん優しく、困っていたら助けてくれます!!
ぜひニュージーランドのクライストチャーチへ留学される方はバスを乗りこなして色々なところに行ってみて下さい!!!^^