ヨーロッパ方面の航空券で迷ったら:圧倒的コスパの中東系エアライン

飛行機 留学先へ渡航手段の基本は飛行機。ではどこの航空会社が快適で、どこが安いのか。イギリスなどヨーロッパへの留学の際、最初にチェックすべきは中東系の航空会社。費用対効果が高くお勧めです。

I. 中東系航空会社とは?

今回ご紹介する航空会社はアラブ首長国連邦(UAE)を拠点とするエミレーツ航空、エティハド航空とカタールを拠点とするカタール航空の計3社です。ガルフ・エアなどその他にも中東・湾岸諸国の航空会社はありますが、その中でずば抜けているのが上記3社です。いずれの航空会社も羽田空港、成田空港等に乗り入れています。 航空会社  

01.エミレーツ航空

中東 中東で最大規模の航空会社で、経営規模/利用者数で世界でも5本の指に入ります。中東でもっとも繁栄しているといってよいアラブ首長国連邦(UAE)のドバイが拠点。 日本では東京(羽田・成田)、大阪(関西国際空港)に就航しています。ハブ空港であるドバイ国際空港を経由して世界中の都市へ運んでくれます。 世界中の航空会社のランキングである「ワールド・エアライン・アワード」では今年度(2016年度)を含めこれまで4度、首位を獲得してきました。 レアルマドリード、ACミラン、アーセナル、ハンブルガーSV、パリ・サンジェルマンなど欧州強豪のサッカークラブのユニフォームスポンサーも努めます。ユニフォーム中央にある「Fly Emirates」の文字は欧州5大リーグ全てで目に飛び込んできます。サッカーファンなら知らない人はいないでしょう。 また、日本航空(JAL)とマイル提携をしています。JALのマイルをためている人にとって利用するインセンティブになるのではないでしょうか。 ドバイ  

02.エティハド航空

アブダビ エミレーツと同じくアラブ首長国連邦(UAE)の航空会社で、こちらは首都アブダビに拠点を置きます。 ハブ空港はアブダビ国際空港で、日本からは東京(成田)か名古屋(中部国際空港)から利用できます。東京在住者としては、羽田に乗り入れていないのが残念です。 2016年度のワールド・エアライン・アワードでは全日空に次いで6位。ファーストクラス部門では首位を獲得しており、そのサービスには定評があります。全日本空輸(ANA)とマイル提携をしているのも魅力です。イタリアのフラッグ・キャリアであるアリタリア航空を事実上傘下に置くなど躍進を続けています。 飛行機内  

03.カタール航空

カタール カタール航空は前述の2社とは違い、名前の通りカタールの国営航空会社で、首都ドーハに拠点を置きます。「ドーハの悲劇」で日本人の多くも耳にしたことがあるのではないでしょうか。このドーハにある、ハマド国際空港をハブ空港としています。 かつては関西国際空港からも利用できましたが、現在は東京・羽田、成田にのみ乗り入れています。 紹介の3社の中で唯一、スカイトラック社の品質評価で最高の「5つ星」認定を受けており、2015年にはワールド・エアライン・アワードで首位につけ、「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を獲得。2011年、2012年に引き続き3度目の首位となりました。 スペインのサッカー強豪クラブ「バルセロナFC」のメインスポンサーを務め、機内で流される映像にもバルセロナFCに所属する選手たちが登場します。 エミレーツ、エティハドは3大航空連合(ワンワールド、スター・アライアンス、スカイチーム)に加盟してない一方、カタール航空は日本航空(JAL)も加盟するワンワールドに参加しています。カタール航空で旅行すればJALのマイルがたまります。 ハマド国際空港  

II. 共通するメリット

01.安い

とにかく安いです。5万円でヨーロッパ=日本間の往復チケットがおさえられることもあります。 パスポート

02.快適・安全

最新鋭の機体で、安全、そして快適です。前述のとおり各社ともサービスは世界最高の評価を受けています。機内エンターテインメントなどサービスはとても充実しています。ハブ空港でのトランジット時間が長いとホテルを手配してくれるなど至れり尽くせりです。 飛行機内  

こんなにお得なものはない

飛行機内 安いが安全性に問題のある航空会社はあります。サービスが悪いところもあります。他方、サービスは良い航空会社の運賃は高くなりがちです。 そんな中で、オイルマネーを背景に、安くて安全/快適という文句のつけようのない旅を提供してくれるのが、今回ご紹介したエミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空の3社です。 しいて言うなれば、基本的に拠点となるハブ空港を経由するので、目的地へ直行便がないことがデメリットとして挙げられます。 例えばロンドンに留学する場合、日本航空やブリティッシュ・エアウェイズなら直行便がありますが、中東系の場合、カタール航空ならドーハで、エティハド航空ならアブダビで、エミレーツ空港ならドバイで乗り継ぎをする必要があります。 そうは言えど、このお得感です。直行便に対するこだわりがない方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。 飛行機

参考リンク

エミレーツ航空 公式サイトエティハド航空 公式サイトカタール航空 公式サイトスカイトラックス、16年最優秀はエミレーツ、全日空が2部門で首位

イギリス留学 関連記事

> イギリス留学のおすすめ留学エージェント
留学エージェントに資料請求