TOEFL-講義型リスニングセクションのコツ

TOEFLでの講義型リスニングセクションは学問的な内容を扱い、難しい単語や今まで聞いたことのない言葉がよくでてきます。講義型リスニングセクションは本当に疲れるし、大変なものですよね。だからこそ、ポイントをつかみ、答えへ導くためのテクニックを知る必要が十分にあります。

講義型リスニングセクションの内容

講義内容は学問的な事柄を扱うのでもちろん内容は難しいです。しかし実は質問はそこまで難しくないのです。 長い講義の中からポイントつかむ事が大切で、そのためにはまず講義型リスニングセクションの構造を知る必要があります。 リスニングセクションは下のような3つの構造になっています。
  • はじめ…導入、主題、あいさつ、前回のReview(大切?)など
  • 中盤…トピック(何の話?)、目的や条件、の紹介、余談(気を取られない!)、展開(関係ないかも!?)、(いらない)詳細情報など
  • ラスト…まとめ、結果 (conclusion, summary)
まずはじめは導入部です。前回の授業の復習があれば、その講義の背景を知ることができます。これは問題に関するときもあれば関係ないときもあります。聞きながら判断しましょう。 大切なのは中身!中盤は全体的What?(何が)Why?(どうして)を見つけ出す事に集中しましょう。まず何の話なのか、目的は何なのかを知ることが問題を解くためには一番大切です。講義内で紹介される例や実験は問題になる傾向があるので、注目しましょう。ここでは脱線した内容や余談、実は関係のない展開、難しい詳細情報が受験者を困らせるために出てきます。気を取られずに全体像や目的をつかむことに集中しましょう! 最後はまとめ。中盤までで話がつかめなかったらここが理解するラストチャンス!結果・まとめが話の内容をはっきりさせる最後の情報です。結局何が言いたかったのかを逃さないようにしましょう。

確実な単語力とメモをとることが重要!

TOEFL対策 リスニングセクションで大切なのは発音と文字と意味が一致して理解している単語数が多いこと。これが一致していないと、聞き取ったのに理解できなかったり、似た単語やひっかけ問題にハマってしまったりします。どんなに単語を勉強しても全てを知るのは不可能。場数を踏んだり、練習問題を解くことで予測する力を身につけましょう。 そしてリスニングセクションではわかることだけメモすること。あやふやな事をメモする時間が集中して聞くことの妨げになってしまいます。そして、メモといっても聞こえたこと全てをメモしていては余分な情報が多すぎてごちゃごちゃに…。TOEFLにおいてメモすべきなのは固有名詞、数字、例、出来るだけ多くの名詞(主語)と動詞。
  • 名詞に注目…固有名詞、例えば人名や地名はメモしましょう。誰が?どこで?を堪えられる情報は大切!
  • 数字…いくら?何日?など数字は規模や結果を表す重要な情報です。メモするのにも時間は取られません。
  • 例…内容理解を深めることに加え、問題として出題されることがあります。
  • できるだけ多くの名詞(主語)と動詞…「だれが+なにした」という文章は一番シンプルでわかりやすい主要情報です。それに対し形容詞や修飾語は主要情報ではなく詳細情報の場合がほとんどです(メモしてもそんなに役には立たない)。
講義型のリスニングセクションは難解な単語が出てきて、難しい内容に気を取られがちですが、大切なのは全体像をとらえること。構造やテクニックを知り、身に着けることで知らない分野の問題が出てきても点数が取れるようになります。TOEFLはある分野の知識を理解しているかではなく、あくまでも英語を理解しているかどうかのテストです。 関連記事 TOEFL-上手なメモってどんなメモ?リスニングセクション TOEFL :この単語に注意!?高速かつ確実な消去法5つ! 参考文献 「Cracking the TOEFL iBT 2014 Edition」 Douglas poerce, Sean Kinsell, The Princeton Review

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