荷物がない!?飛行機手荷物トラブル対処法

飛行機で荷物紛失 留学や旅行などで飛行機を利用していると、預けた荷物が出てこないという手荷物事故に遭遇することも珍しくありません。そんなときの対処法を紹介します。

チェックインした荷物が出てこない?

預入荷物のクレーンで待っていても自分の手荷物が出てこない場合、もしくは到着した空港で手荷物が届いていない旨を知らされた場合、まずは手荷物クレーンエリアの中にある航空会社のデスクへ。 デスクでは、手荷物事故報告書の記入と、航空券の半券と届かなかった荷物のタグの呈示が求められます。もしもの時のためにも、普段から途中で無くさないようにきちんと保管しておきましょう。 荷物が乗り継ぎの際に間に合わず、届かなかった場合などは、航空会社の方がすでに把握している場合も多く、いつ頃届くのか教えてもらえることもあります。もしも同じ便や同じ航空会社による同じ区間での運行が毎日行われている場合、2〜3日の間に自宅まで送り届けてもらえます。 しかし、途中で荷物が紛失してしまい、到着しなかった場合には、捜索作業がまず行われてから、連絡が来ます。きちんと発見されれば、その後航空会社負担で送り届けてもらえることになります。紛失の場合だと、時間がかかってしまいます。 荷物が遅延した場合は、到着した際に税関を通すことになります。 自分が機内持ち込みとして持っている手元にある荷物と、遅れている預入荷物の内容を、それぞれ違う書類で提出します。 

荷物が届くまでに買った必需品、支払いはどうなるの?

24時間以上手荷物が届かなかった場合には、届くまでの場合に購入した必需品の支払いが補償されることもあります。補償がされるかどうかは、航空会社のポリシーによります。ただ、一般的には補償されても最大$100までの補償となります。荷物のタグしかし、自分が在住している地域へ到着した場合には、補償してもらえないケースも多くあります。例えば、日本に在住している日本人が、成田空港に到着した場合、自宅に帰るということで必需品の購入は必要なしと見なされてしまい、補償されないこともあるようです。留学中など海外在住中で、住所が国外にもある場合には、その旨を伝えるようにしましょう。 わたしの場合、普段アメリカに留学中なのですが、日本に帰国した際に、途中の乗り継ぎが時間ぎりぎりだったために、荷物の乗り継ぎがされずにその空港に残されてしまったことがあります。成田空港で、航空会社の方に、アメリカに住所があることを伝え、日本には一時帰国しただけであること、そして生活必需品(下着や基礎化粧品など)の手持ちが全く無いことを伝え、$100まで補償してもらえることになりました。 補償してもらえる場合に注意したいのが、申請期間です。大抵の場合、手荷物事故の発生から21日以内に申請する必要があります。 

保険に入っている場合は保険会社に連絡

旅行保険やチケットガード等を購入している場合には、手荷物事故が補償内容に含まれるか確認するようにしましょう。その場合、航空券の半券、手荷物のタグ、航空会社に提出した手荷物事故報告書、航空券の領収書などが必要になりますので、無くさないように注意しましょう。

荷物事故を避けるには?

機内持ち込み荷物起こってしまうとなにかと不便な手荷物事故ですが、避ける、もしくは 遭遇する可能性を低くするために、なにかできることがあるのでしょうか?
  • 予約する前に、航空会社を選ぶ: 手荷物事故が少ない航空会社と多い航空会社というのはやはりありますので、口コミなどの評判を利用して、手荷物事故の多い航空会社は避ける
  • 乗り換え時間に余裕のある便を予約する
  • 目立つように、なにか目印になるものを手荷物につけておく:これは遅延を防いではくれませんが、紛失した際に簡単に説明でき、簡単に認識できる目印をつけておくと見つかりやすくなります
  • バックパックなど、機内持ち込みだけで移動できそうな場合は、預入れをそもそも利用しない

おわりに

手荷物事故は避けようとすることで必ず避けられるものでもないので、本当に大切なモノは肌身離さず、機内持ち込みで移動するようにしましょう。また、1セット分の下着やシャツなど最低限の着替えを機内持ち込みとして持ち歩くこともおすすめです。航空券の半券・手荷物のタグはすぐに捨てない・無くさないようにしましょう。
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