幾度となくホームレスになりかけた!リスボン(ポルトガル)での家探し

ポルトガルの賃貸

ワーホリビザにてポルトガルへ来てから3ヵ月が経ちました。この3ヵ月の間に、私は3回お引越しをしています。2回目のお引越しに関してはアクシデント。移ってから3日目にして家主と喧嘩をし、夜中に急いで荷物をまとめて飛び出して来ました。(笑)

ちなみに現在いるアパートに引っ越した時は、ガスが通っていない、水道管から水が漏れる、Wifiは不調で使えない、ダニに噛まれまくる(ちなみにポルトガルには、ダニ駆除のための商品が売られていないため、ダニアースレットやダニ取りシートを日本から持ってくるのがオススメ)、そして私の部屋には照明がない、という日本では考えられない状況でした。(笑)

「すぐ直すから」と言われても、なかなか修理に来ないのがポルトガル・スタイル。ここまでくると、感覚がおかしくなってきます。さて、そんなトラブル続きの私ではありますが、この短期間で多くのことを得たのでここで紹介させていただきます!

ポルトガルの賃貸事情

ポルトガルではシェアハウス、もしくはフラットを一人で借りて住む(家具付き)、というのが主流です。

シェアハウスの相場は、市内中心地まで歩いて15分圏内、そしてある程度きれいな部屋で月350~400ユーロ(光熱費、水道代等込)。もしロケーションや清潔さにこだわらないのであれば、もっと安い物件も多くあります。

逆に、街の中心部にあるアパートや、リノベーションされたばかりのキレイなものだと高くなります。

ポルトガルの賃貸形式3タイプ賃貸形式は、だいたい3つに分けられます。

①家主から借りる

1つ目は、家主が物件を所有していて部屋を貸しに出している、1番シンプルなケース。この場合、住所証明等の書類もすぐに家主から発行してもらえます。

②又貸し

2つ目は、大元の家主から、部屋を借りている人が、さらに他の誰かに貸しに出している、いわゆる「又貸し」のパターン。リスボンではこのケースが多いように感じます。

注意したいのは、又貸しの場合だと住居証明や家賃の領収書を発行してもらえないケースが多く、なにかと問題になります。行政の手続きを進める上で、住所証明が必要になることがあるからです。

家主から証明をもらえない場合、Junta de Freguesiaという役所に行って申請をすることも可能ですが、同じ地区に住んでいる人を2人保証人として立てなければなりません。ツテがある場合や、家主がそこまで手続きを手伝ってくれるのであれば可能ですが、当時の私には難しかったため、この手のアパートは諦めました。

また、領収書をもらえないということは、何かがあった時に「家賃を支払った」という証拠がなくなるということです。特にトラブルが起こらなければ問題ありませんが…。

③家主と一緒に暮らす

3つ目は、2つ目のタイプで、更に家主が一緒に住んでいるケースです。同じ生活スタイルの人に出会えればいいのですが、そうではない場合少し窮屈に感じることもあるかもしれません。

共同生活には、文化や習慣の差から起こる衝突が付きものですが、この場合あくまでも「家主の家に住まわせてもらっている」という形になります。つまり、家主の生活スタイルに合わせるというのが基本。契約を結ぶ前にしっかりと家主と話し合う必要があります。

アパートの条件に気をつけよう

それでは、実際に家探しをする上で気をつけたいポイントを見ていきましょう。

・家賃以外の費用に注意!

まず掲載されている家賃の額に、電気代、水道代、ガス代、Wifi、清掃代が含まれているのか確認しましょう。大抵「All bills included」というような記載がありますが、ない場合は含まれていない可能性もあります。月々いくら追加で支払うことになるのか確認しましょう。

また、契約する際にはデポジットも支払います。基本的には契約が切れる時に全額返してもらえますが、だいたい100ユーロから1ヶ月分の家賃と同じ額を支払う形になります。

仲介業者を使う場合は、仲介手数料もかかります。これらの額をあらかじめ確認しておきましょう。

・住所証明の書類

この点に関しては先に述べたように、賃貸形式によって証明を発行してもらえるかどうか異なります。もし手続き(銀行口座開設など)で必要であれば、発行が可能であるかどうか契約前に確認しましょう。

・契約者以外の人の宿泊

もし家族や友人が来る予定があるのであれば、契約者以外の人の宿泊が可能かどうか確かめる必要があります。意外とNGの物件や、1泊につき5~10ユーロかかるところもあるので注意しましょう。

・立地条件

私は、できるだけ町の中心部からあまり遠くない立地を選ぶようにしています。

Cais do Sodre、Baixa Chiado、Rossio、Marques de Pombalのエリアがリスボンの中心部。私は最初の2ヶ月間、Intendenteというエリアに住んでいました。町の中心部までは歩いて15分。Intendente、Martin Monizは移民街のためアジアンマーケットも多く、醤油やみりんといった日本の調味料も簡単に購入することができます。

ただ、このエリアはもともと治安が悪かった場所でもあります。現在は警察の見回りも多く、特に危ないというわけではありませんが少し気をつける必要があります。(ちなみに、私はこのエリアで一度だけ財布を盗まれたことがあります。)

現在はAlamedaに住んでいます。中心部までは地下鉄で10分(乗り換えなし)、空港からも地下鉄で15分(乗り換えなし)という便利なエリアです。また、大きな公園やスーパー、ZARA HOMEなどのインテリアショップも多く、気に入っています。

・自分の部屋に鍵がついているか

防犯上、やはり部屋に鍵がある方がいいでしょう。

ポルトガル部屋の鍵

意外と見落としがちですが、実際2軒目の家には個々の部屋に鍵がなく、少し不安でした。もし、現地にて家探しをしていて家の内覧が可能なのであれば、部屋に鍵があるかどうか確認しましょう。

・ハウスメイト

シェアハウスをする際、一番気になるのはやはりハウスメイトとの関係。もちろん家を探す時にハウスメイトを選ぶことはできませんが、フラットの部屋数や学生向きのアパートかどうか、といった条件で多少選ぶことはできます。
シェアハウス廊下

例えば、7~8人でシェアする学生フラットか、2~3人の社会人フラットかでは全く異なりますよね。自分の生活スタイルに合ったフラットを探しましょう。

物件の探し方

それでは、実際にどのようにアパートを探すのか?
ここでは、私と周りの友人の経験に基づいて、いくつかの方法を紹介したいと思います。

リスボンでの家探しの手段は、いたってシンプル。すべてインターネットです。
家探しのサイトはいくつかありますが、ここではよく使われているものを紹介します。

・Uniplaces

https://www.uniplaces.com/

Uniplacesは、5年前に始まったばかりの新しいサービスです。会社の拠点がリスボンというだけあって物件の数も多く、実際にリスボンで会ったほとんどの人はこのサイトを通してアパートの契約をしていました。

「university」「places」の略からきているUniplacesは、基本的には学生向けのサイトではありますが、検索するときに「erasmus students(留学生)」「domestic students(国内の学生)」「professionals(社会人)」から選ぶことができます。そのため、学生に限らず仕事でポルトガルに来ている人にもよく使われています。

私も最初のアパートは、このサイトを使って契約しました。ポルトガルへ行く前は実際に家の内覧ができないため、やはりこのような仲介サイトを利用することをオススメします。

またUniplacesに掲載されている写真は、その物件のオーナーではなくUniplacesのスタッフによって撮影されたものです。そのため比較的安心ではあります。

ただし、契約を結んだあとでないとオーナーの連絡先を教えてもらえない事と、仮に既にポルトガルにいて内覧を希望しても許可されないことが難点。そして、物件によっては情報や写真が少ないものもあるので注意が必要です。

UniplacesのFacebookページにてメッセージを送ると、Uniplacesのスタッフが条件にあった物件探しを手伝ってくれます。また、予約時の手数料はだいたい100ユーロですが、メッセージを送ると割引コードを教えてくれることも。Uniplacesを使うのであれば、一度Facebookにてメッセージを送ってみるのがオススメです。

・Airbnb

「暮らすように旅をする」というコンセプトで有名なAirbnbですが、長期滞在で使う人も多いようです。しかし、もちろんロングステイ向けの物件もありますが、やはりバケーション向けのものも多く、価格はUniplacesよりも少し高め。

・Facebook

現地に来てから家探しをするのであれば、やっぱりFacebook。「casas/quartos para arrendar em Lisboa」のように検索すると、部屋を貸したい人と借りたい人のためのグループがたくさん出てきます。

Facebookにて家を探す時に重要なのは、とにかくできるだけ多くのポストを自ら投稿すること。グループに投稿されている広告から探すのはもちろん、「部屋を探しています」というポストもできるだけ多くのグループで投稿しましょう。その際に、ロケーションや価格、期間などの条件もある程度記載しておくと便利です。

また、「Expats World Lisbon」「International Friends Lisbon」など、海外からポルトガルに移住してきた人向けのグループにも投稿しましょう。

Facebookで家探しをする利点は、オーナーが直接広告を出している場合が多いため、仲介手数料がかからないことです。また様々な人が投稿できるため、選択肢の幅が広いのも特徴。逆に誰でも投稿できるということは、信頼できるかどうか自分で見分けなければいけないということです。Facebookで物件を探す場合は、必ず家の内覧に行きましょう。

・留学生向けのエージェント

私が今住んでいるアパートは、留学生用のエージェント「Erasmus Life Lisboa Housing」で見つけました。もう学生ではありませんが、オフィスに行くと空いている部屋を探してくれました。こちらはちゃんとしたエージェントなので、住所証明の書類も作成してもらえます。

しかし、引っ越した時の家の状態があまりにもひどかったり、間違った住所や間違った金額を伝えられたりと、管理が非常にずさんであるという印象です。また契約期間は基本的に6ヶ月単位、予約金も180ユーロと高め。どうしても、住所証明を発行してもらえる家が見つからない場合のみ、利用してみるといいかもしれません。

おわりに

ポルトガルに限った話ではないかもしれませんが、特にここでの物件探しは完全に「運」です。笑
早く準備を始めればいい物件に出会えるというわけでもなく、ギリギリまで待っていたら良いアパートに出会えた、なんてことも…。

しかし、リスボンにはかわいい家がたくさんあります。バルコニーや屋上付きのアパートも多く、オレンジ色の屋根が連なる街を見渡しながら、ゆっくりワインを飲むことだって自宅で簡単にできるのがリスボン。

そんな贅沢な生活が待っていると思えば、家探しも大変ではなくなるかもしれません。

曖昧すぎる!ポルトガルのワーキングホリデービザ申請

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この記事の著者

aya

aya

カナダ、メキシコ、アイルランドに留学し、現在はポルトガルでワーホリ中です!

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