リベラルアーツってなに? Art and Scienceの学びとは

リベラルアーツとは大学で誰もが身につけるべき基礎教養科目群のことです。リベラルアーツカレッジでは大学のFreshmanとSophomore(大学の1年次と2年次)でこの基礎教養課程を修め、その終了時にMajor(専攻)を決めることになります。

現在Liberal Artsに含まれる学問はHumanities(人文学)、Social  Sciences(社会科学)、Natural Sciences(自然科学)とFormal Sciences(形式科学)です。もちろん時代の変化に合わせて、新たにリベラルアーツの学問として加わるものもありますが、基本はこの4つの学問で成り立っています。

リベラルアーツを学ぶ

7 Liberal Arts

そもそものリベラルアーツは、ギリシャ・ローマ時代に人間が自由な個人として生きていく上で必要不可欠な教養として考えられていた7 Liberal Arts(自由七科)のことです。

7 Liberal Artsは初級のTrivium(3科)と上級のQuadrivium(4科)に分けられます。Triviumには文法法(Grammer)、論理学(Logic)、修辞学(Rhetoric)が含まれ、Quadriviumには幾何学(Geometry)、算術(Arithmetic)、天文学(Astronomy)、音楽(Music)が含まれます。ローマ・ギリシャ時代の人々はこの7つの学問の教養を身につけることで天の理を学ぼうとしました。なんだかロマンがありませんか。

リベラルアーツカレッジではその西洋学問の伝統を受け継ぎ、今も自由な個人として生きていくために必要な学問としてこれらの学問に基づいた教育を行っています。そのため、海外では日本では軽視されがちな芸術系の科目も大切な教養として、ほかの学問と併せて学ぶ人がたくさんいます。

リベラルアーツカレッジ

Why liberal arts?

最近では日本の大学でもリベラルアーツ教育を売りにした大学が増えてきたり、海外のリベラルアーツカレッジへの留学が注目されてきています。なぜ、リベラルアーツなのか。それはリベラルアーツこそがすべての学問への基礎学問、そして学問を学ぶためのツールとしてとらえられているからです。

Art and Science と文系理系

海外では学問はおおざっぱにいうとArtとScienceに分けられます。そして、留学する多くの人が感じる違和感にArt and Scienceと日本でいう文系理系の概念の違いがあります。

ざっくりいうとArts and SciencesのArtsは人間が作り出したものについて学び、Sciencesでは自然・神によってつくられたものについて学びます。 一方、日本では学問を文系理系と分けるとき、社会科目と言語・文学科目は文系、理系は数学と理科科目という感じですよね。

理系の学部

Artsの概念は人間が作り出したものです。Artificialという英単語は”人工の”という意味があります。Arts、人間が作り出したものには例えば文学や芸術、歴史、哲学、建築、音楽などがあり、一般的にはHumanitiesと呼ばれています。

Scienceはラテン語で知識を意味するScientaから由来しています。Scientaは知ることを意味するScioの派生語です。つまり、Scienceは自然の理を知るための学問を指します。そして自然の理を何から学ぶのか、それはNature、自然やキリスト教でいえば神によってつくられたものから、ということになります。

SciencesにはSocial SciencesとNatural Sciencesという分け方があります。Social Scienceは日本語で言えば社会科学、Natural Sciencesは自然科学です。Social Science は学問の対象は社会であり、学問でいうと経済学や心理学、政治学などです。Natural Sciencesは学問の対象は自然であり、学問でいうと生物、化学、物理などです。

図書館での勉強

しかし、日本ではSocial SCIENCESである経済学や政治学、心理学などが文系科目としてARTSである文学や歴史や芸術と同じ文系科目としてとらえられています。一方、ARTSである建築学は日本ではどちらかというと理系分野の位置づけにあるように思われます。こんな風に日本と欧米では学問の捉え方が異なっています。なので日本では自分はずっと文系だと思ってきたけれど、留学してみたらSciencesの人間だった!なんてこともあります。わたしは自分では特に理系らしい科目を取ったつもりはなかったものの、Sciences系の科目に結局落ち着いたこともあり、日本では理系?と思われがちですが、実際に理系なのかどうかすごく疑問です。

大切なのは留学した際に、自分の中にある文系理系の枠組みに捉えられずに自分のやりたい学問を取ってみることです。文系の人の中には理系科目に対する苦手意識があり、Sciencesと聞くとそれだけで敬遠することもあるかもしれませんが、Sciencesが必ずしも理系科目とは限らないので気楽にいきましょう。逆も然りです。学問の枠組みに捉えられずに好きなことを勉強してきたいですね!

リベラルアーツ大学については、こちらの記事を参考に。

「アメリカに留学したい方にお勧め!リベラルアーツ大学のススメ」

参考

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