カナダの大学やカレッジに入学のために英語力を上げる方法

日本の高校卒業後 海外の大学に進学したい。
海外の大学に正規留学したい。
大学やカレッジに入学したいけど、英語力が足りない。
どういう風にすれば早く大学へ行けるの?

日本の高校卒業後は大体の人は英語力が不十分なので、まず英語力を上げる必要があります。
カナダの大学はTOEICのスコアは取りません。
TOEFL 又は IELTS のどちらかを提出しなければなりません。

カナダのカレッジの場合 TOEFL iBT 80前後です。

カナダの大学やカレッジに入学の為に英語力を上げる方法

英語力を伸ばす方法はいくつかあります。

  1. 日本でTOEFLやIELTSの勉強をして、必要なスコアを取得する。
  2. 留学して語学学校に行き、必要なスコアを取得する。
  3. 語学学校に行き、その後、条件付き入学する。
  4. 大学の付属の語学学校に行く。

1. 日本でTOEFLやIELTSの勉強をして、必要なスコアを取得する。

これは語学留学せずに日本で高校生の時に又は卒業後TOEFLやIELTSの勉強を独学するか、専用のクラスなどを取ると言うことです。日本でも年に何回かTOEFLやIELTSの試験を受けることができます。

メリットは日本で独学や専門のコースを取るので、日本で仕事しながらやバイトしながらできます。お金の面では一番コストがかからないでしょう。

デメリットは語学力をあげスコアを上げるまでいつ大学に入学出来るか時期がわからないと言うことになります。もちろん、いつまでにスコアを上げると決めて勉強すると思いますが、良い結果がでなくモチベーションを保つのが厳しい時もあります。

また、独学の場合はコツや時間配分などを掴むのに時間がかかることもあります。

2.留学して語学学校に行き、必要なスコアを取得する。

大学正規留学の前に語学学校に最初留学すると言うことになります。

語学学校に入学 → TOEFLやIELTSの試験を何回か受ける → 大学に必要なスコアを取得 → 大学へ提出 → 入学許可をもらう

語学学校は希望大学の同じ国や都市でも良いですし、同じ場所でなくても良いです。

例えば、大学はバンクーバーに行きたいけど、トロントにも少し住んでみたいから語学学校はトロントにする。

語学学校で普通の英語コースを取るのではなくTOEFLやIELTSの試験専門コースを取ります。
専門のコースになると 先生方がそのテストの方式やどうやって時間内に考えて解くかなどのテクニックやアドバイスを知っています。

デメリットは費用面です。カナダでは6ヶ月以内の語学学校などは学生ビザが必要ありません。観光ビザで語学学校を6ヶ月程通う場合にはもちろんカナダでは働けません。学生ビザではカナダでは基本働けないので日本で語学学校の分と生活費を貯金しなければなりません。

メリットはTOEFLやIELTSを専門にしているので、細かく教えてもらえることが独学で勉強するより早くコツがつかめると思います。また、同じように大学に目指している人と勉強をする為、モチベーションが高いと思います。

3.語学学校に行き、その後、条件付き入学する。

これはどういうことか。
自分の今現時点の語学力では大学には入れない。カレッジにも入れないけど、出来るだけ早く大学に行きたい。

留学 
→ 希望大学が提携している語学学校に通う
→ 大学が示したクラスまで通う
→ 大学に条件付きで入学
→ 大学に入学
→ 大学の英語コース又は英語のクラスを取りながら、他のレギュラークラスも取る。

語学学校に行って英語力を上げる

自分の希望大学がどこの語学学校と提携してるか調べます。
例えば、 ELS Language Center と Douglas College (Vancouver, CANADA)

語学学校にはレベル別でクラスが別れてます。
語学学校入学した時にレベル別テストで その生徒の英語力がどのレベルでどのクラスが適切なのか判断されます。

例えば、101から112までクラスがあったとして 数字が上がるほど上級者クラスになります。
ELS語学学校に入学した時 自分は108のクラスになったとします。

VancouverにDouglas College というカレッジがあります。
このカレッジがレベル110まで卒業したら、条件付きで入学出来ると言ってきました。

レベル110のクラスに上がり終了するまで 語学学校に通います。

通った後、そろそろクラスも終了で成績も大丈夫という時期に エージェントに知らせます。語学学校の方にも希望の大学へ成績表を送ってもらいます。

数週間から数ヶ月後には 大学の方から審査結果 又は入学許可書が発行されます。

その後、大学に入学。
入学したら、大学が指名した英語コース又はクラスを取る必要があります。
それと同時に1個から2個のクラスが選べます。

Example A

英語語学コース + 哲学のクラス 1クラス
合計2クラス

Example B

英語語学コース + ビジネスのクラス 2クラス
合計3クラス

デメリットはその始めたクラスからカレッジが求めるレベルのクラスまで何ヶ月かかるかはその語学学校のシステムにもよります。
どこの語学学校も同じなのは きちんと出席して勉強しないと次のレベルのクラスには上がれません。

メリットは大学にカレッジに入学するまでの時間が短くなります。
又、大学によってはその英語コースやクラスも単位になります。そうすると、編入する時や卒業するときに楽です。日本と同じように編入するときや卒業する時に決まった単位が必要です。英語のクラスの単位が有ると、あとで単位が足りないという心配が無くなります。
カレッジや大学によっては語学クラスが単位になるかどうかはそれぞれなので確認する必要があります。

4.大学の付属の語学学校に行く

これはそのままの通り 行きたい大学に付属の語学学校がある場合があります。

例えば カナダ バンクーバーのBCIT 
英語力が必要な生徒はレギュラーの授業を取る前にこのカレッジの付属の語学学校に行きます。

メリットは生徒はその大学に進学するので 語学学校から行くと友達ができます。

友達ができると一緒に勉強したり、大学の情報を交換できたり相談できる相手がいるので心強いかなと思います。

デメリットはこの大学に行きたいと思って 実際行ったら自分には会わなかったとか、専攻を変えたい、大学を変えたいという時に困るかなと思います。そこの大学の付属の語学学校なので簡単には他の大学やカレッジには行きにくいです。

海外の大学へ入学又は進学したい方は英語力を上達する必要があります。いくつかの方法があり、メリットとデメリットがそれぞれにあるので 自分に合った方法があると見つかると良いですね。

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