イギリス交換留学、授業の中身を大公開!

大学の教室

こんにちは、ライターのYuzukaです。

私は現在イギリスのブライトンに交換留学をしているのですが、去年の9月から6月まで、約9ヶ月の留学生活が終わり、8月まではイギリスに残りインターンシップやヨーロッパ旅行をしようと考えています。

念願だったイギリス大学留学でしたが、正直留学前はイギリスの大学ではどのように授業が進められるのかという知識が全くありませんでした。

そこで今回は、私が1年間の間にとった授業を紹介しつつ、イギリスの大学の特徴について少しお話ししたいと思います。

イギリスの大学の学期制

まず、イギリスでは、「セメスター」と「ターム」というのがあります。

「セメスター」というのは日本でいうは春夏学期と秋冬学期みたいなもので、1つのセメスターでだいたい60単位取る仕組みになっています。

セメスターが12月のクリスマス休み、4月のイースター休みによって分けられた期間をさします。

つまり、

9月下旬〜12月中旬: Autumn Term

12月〜1月上旬: クリスマスブレーク

1月上旬〜3月中旬: Spring Term

3月中旬〜4月中旬: イースターブレーク

4月中旬6月上旬: Summer Term

9月〜1月下旬: Semester 1

2月〜6月上旬: Semester2

となり、授業はセメスターごとに変わります。

 

ここで私が最初に驚いたのが、1つの授業の単位の大きさです。

私が取った授業は、1つ10単位のものと20単位のものだったので、10単位を2つ、20単位を2つ取っていました。

つまり、授業は1週間に3〜4日というのが普通で、1つの授業の比率が非常に大きいため、本当に興味のある授業にのみ集中することができました。

 

また、少なくとも文系の学部では、授業に理解度を深めるために、1時間ほどのレクチャー(授業)の後、少人数のセミナーというものが2時間ほどあります。

専門性を大切にするイギリスの大学ならではの傾向ですね。

大学の授業

実際に履修した授業は

さて、ここで私が実際にとって授業ですが、

セメスター1は

  • Screen Industries (20単位)
  • Identities and Screen(20単位)
  • British Culture(10単位)
  • Study Skills(10単位)

 セメスター2は

  • Photography(20単位)
  • Visual Promotion(20単位)
  • British Culture(10単位)
  • Study Skills(10単位)

という授業を取っていました!

大学のクラスメイト

イギリスの大学で学んだこと

Screen Industries

Screen Industriesは、映画業界についての授業で、主に映画の配給やマーケティングについて勉強しました。

最終課題として架空の映画を宣伝するためのプレスリリースを書くというのがありました。

BBCでドクター・フーをプロデュースしている人の話を聞けたり、現地映画事情がわかったりと、日本ではなかなか味わえない経験をすることができました!

Identities and Screen

Identities and Screenは映画やテレビ番組の中で、ジェンダーや人種がどのように描写されているのかを考える、少し社会学要素の強い授業でした。

イギリスでは、LGBTQ+やフェミニズムの議論がとても進んでいるなと感じており、「普通」とは何か、「マジョリティ」有利の権力関係、「障害者」という言葉について、ポストフェミニズムについてなどなど、抽象的で、使われる単語も難しいものが多く、頭が痛くなることも多かったですが、以前から興味のあったことをイギリスの視点から学べたことはとても大きな収穫になりました。

Photography

Photographyの授業では、世界的に有名な写真家の写真を例に、写真の種類や分析方法、写真の持つ力などについてのレクチャーをし、最終課題として、好きな写真家を1人選んでポートフォリオを作りました。

レクチャーはドキュメンタリー系の写真を取り扱うことが多く、社会学・哲学的な話も多かったので、こちらも多々頭が痛くなりましたが、写真が持つ力や写真家について理解した後に、実際に自分も写真をとって見ることで、1つの写真を見る目が変わることがわかり、非常に興味深い授業でした。

大学の課題

Visual Promotion

上記3つの授業はいずれも映画関連の学部からとっていたのですが、一つだけ、ファッション系の学部からVisual Promotionという授業をとっていました。

というのも、以前から映像編集や写真に興味があり、もう少し実践的な授業はないか探っていたら発見し、交渉してみたら意外と取れてしまったからです!笑

こちらの授業は、ファッションブランドから2020年春夏のサブブランドを作り、それを紙媒体、SNS、その他の媒体を使ってプロモーションせよ、という内容だったのですが、これまで受けてきた授業と打って変わり、非常に美大寄りの授業であると感じました。

というのも、最終的に出さなければいけないものが、スケッチブックと実際のブランディングに使う広告やルックブックなどの紙媒体、SNSのモックアップ、ファッションフィルムや店舗装飾のモックアップ、ブランドのコンセプト、2020年春夏のトレンド予測、そしてReflective Blogという、授業を通して考えたことを記録するブログと、アイデアを形に持って行き、どのようにコミュニケーションをとるかを求められていたからです。

この授業は個人ワークで、2ヶ月でこなさなければいけなかったのですが、スケッチブックや撮影、映像編集など何もかも初心者だった私は一から全て学び直す必要があり、おそらく大学生活で一番濃厚な2ヶ月間でした…笑

しかし、間違いなくこれまでで一番楽しく、多くのものが得られた授業でもありました。

詳しいことは長くなるので書きませんが、海外の美大では、技術的なことよりもアイデアをどこから持ってくるかという点が重要視されている気がします。

ある意味とても自由でクリエイティブな作品が生まれやすいですが、インデペンデントに動くことが他の授業に比べてより一層求められているように感じました。

British CultureとStudy Skills

British CultureとStudy Skillsは交換留学生ように設けられた必須の授業で、British CultureではBritishnessとEnglishnessの違い、Brexitについて学んだり、映画「フル・モンティ」とイギリスについてのプレゼンをしたり、「パンクとヴィヴィアンウェストウッドの関係」についての論文を書いたりしました。

Study Skillsでは、文献の探し方やリサーチ方法など、主にイギリスの大学で勉強するにあたって必要なことを学ぶ授業でした。

いずれも自由度が高く、調べたいことを調べることができたのでよかったです。

大学の授業

いかがでしたでしょうか?

少し長くなってしまいましたが、イギリス大学の実態が少しでも伝わったのではないでしょうか。

イギリスの大学ではとにかく1つの授業にたくさんの時間をかけて取り組むので、興味のあることをとことん深掘りできたのがとても良かったです。

ただ、エッセイや試験など結果重視の傾向があるので、アメリカの大学と比べて、リーディングは必須ではなく、授業に出席しなくても単位が来るというのは、よく言えばリラックスして本当に集中したいことに集中できますが、デメリットもその分あるのかなとは思います。

 

いずれにせよ、私はイギリスを選んで全く後悔はしていませんし、大正解だったと思っています。

この記事が、イギリス留学を考えている読者の方にとって少しでも参考になったら嬉しいです!

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この記事の著者

くるみ

くるみ

イギリスにあるUniversity of Brightonにて写真と映画を勉強中の都内大学2年生です。日本ではEuropean Studiesを専攻しており、映画・映像を副専攻しています。将来は日本の芸術・文化を世界に広める仕事がしたいと思っています。趣味は映画鑑賞、写真、旅行、カフェ巡り。ロックも大好きなのでフェスの本場であるイギリスのロックフェスにも行ってみたいと思っています。

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