突然イギリスに一家で移住!東京→スコットランド エディンバラの理由

イギリス エディンバラに移住 はじめまして。英国・エディンバラに在住のピッピです。 これからエディンバラで勉強をしたいと考えている人、すでに勉強をはじめている人のために、現地の生活情報をお届けできたらと思っています。また家族で留学先に行かれる方にとって気がかりな、学校や教育事情についても書いていくつもりです。 留学という夢があっても「自分には無理」と思っている方の背中を少し押してあげられるような、そんなブログになれば嬉しいかぎりです。よろしくお願いします。

とつぜんの移住計画!

まずは、我が家の東京からエディンバラまでの道のり紹介です。 海外での新しい生活に期待と不安を抱えながら、私たち家族(英国人大学講師のダンナと言語習得苦手な...バイリンガル息子と私)がエディンバラ空港に降り立ったのは、2016年2月。約1年前のことでした。 じつは私たち、それまで海外で暮らすことになるなんて、夢にも思っていなかったんです。 主人の仕事は安定していましたし、私も子育てしながらですが、ほどよくクリエイティブな仕事に携わりながら「東京ライフ」を謳歌していたので、「このままずっと日本にいる」と信じ込んでいたわけです。 しかし、ある日、主人が閉鎖的な日本社会(英国人の彼にとってはです...)に息苦しさを覚え、鬱に...。くわえて、子どもが英語と日本語の狭間で成長が遅れ、それが理由で登校を嫌がるようになり...。「このままでは、一家沈没!何かしなければ!」と、とつぜん移住を決断したのです。 でも「なんでエディンバラ?」ですよね。 思い立ったが吉日とばかりに移住計画を進め出した私たちですが、居住地を決めるときはかなり頭を悩ませ、それなりに時間をかけて選んだんです。 イギリス エディンバラに移住したワケ

「どこの国に行く?」を決めるとき

「家族みんなが満足のいく街」。私たちはこんなことを念頭に、いくつかの質問事項を自分たちに問いかけてみました。

1)大学が多く存在する街?

主人の仕事柄、大学が多くある都市に居住するのは必須でした。 ちなみにエディンバラには世界ランキングトップクラスのエディンバラ大学をはじめ、ヘリオット・ワット大学、エディンバラ・ネピア大学、エディンバラ アート カレッジ、すこし郊外にはクイーン・マーガレット大学などがあります。

2)第2外国語としての英語教育がしっかりしている?

移住先が日本人ばかりだと、学校で話す言葉が日本語になる!というのはよくある話。「英語圏に引っ越すのに、それでは困る!」ということで、第2外国語として英語をきっちりと習得できる学校のある街に住みたかった。 実際、子どもの通う小学校はまさに人種の坩堝。バイリンガルはもちろん、トリリンガルキッズもわんさか。「母国語も上達させながら英語で学習できるように!」がモットーである息子の学校では、通常の授業にくわえ、第2外国語としての英語学習授業を個人または少人数グループで受けさせてくれます。

3)治安がいい?

テロなど不安材料の多い昨今。誰にとっても、これは外せないですよね。しかも家族で移住となると、なおさらです。

4)人種差別が極力少ない?

世界各国いろんなところに足を運びましたが、人種差別はまだまだいたるところに存在します。なので、さまざまな肌の色の人が、街を自由に歩けるところに住みたかったのです。 結局、私たちの質問事項に合格点の答えが出た場所が、スコットランドのエディンバラ。それで「寒いけど...エディンバラに引っ越そう!」となったわけです。 イギリス エディンバラ

エディンバラは、エキサイティングで安全な街

そんなこんなで、移住を決定してから半年という短期間でエディンバラに来てしてしまった私たち。もちろん、不安は山ほどありました。でも、住み始めてみたらエディンバラは人々が優しい!美味しいレストランがたくさん!国立美術館や博物館もあるし、年間を通してイベントが目白押し!しかも雄大な自然がたっぷり!と、なんとも魅力的な街ではないですか!エディンバラ歴、まだまだヒヨッコな私たちですが、すでにこの街の虜になっています。 それだけではありません。物騒な事件がマスコミを賑わせる今日この頃ですが、エディンバラは英国内でも安全な街のひとつ。犯罪率も低いとか。子どもの通学路でも、とくに問題に出くわしたことはなく、ご近所の方々との連携もバツグン。ひとりで留学をしたい人にとっても、子育てをする方にとっても、住みやすい街ではないかと思います。 安全でしかもエキサイティングな街なんて、世界中を探してもなかなか見つからないもの。だからそんな意味でエディンバラは、貴重な存在。私たち家族だけでなく、いろんな国のさまざまな人々を惹きつけているのも納得です。じっさい、ある調査によると、今後10年間で企業投資が多く見込まれる都市のトップ10に、エディンバラは入っているそうです。 イギリス エディンバラ

英語はカンペキじゃなくていい!

そんなエディンバラの、もうひとつ良いところ。それは、さまざまな国籍の人が住んでいる点。 多文化、多言語が混じり合う街での意思疎通には、どうしても英語が必要になってくる。だから否が応でも、英語力はブラッシュアップされるというわけなのです。そして移民の多くが完ぺきではない英語で、胸を張って生活している!これもエディンバラの魅力的なところ。フランス人の英語はフランス訛り。スペイン人の英語はスペイン調。もちろん日本人の英語は日本語アクセントなわけですが、それでいいんです。カンペキでなくっても、物事を正しく伝えることができればOKなんです。そんなことを、痛感させてくれるのが、エディンバラなんです。 我が家の移住先選定の際に考慮した点でもありましたが、さまざまなバックグラウンドを持った人々に、とても寛容である社会。これは海外に住むとき、とても重要なポイントですよね。エディンバラはその点についても、トップクラスといっても過言ではないと思います。 イギリス エディンバラの街

やってみたら、意外と簡単!

留学や移住を考えるとき、さまざまな不安や疑問で頭がいっぱいになり、「やめようかな」と思うこともあると思います。 でも実際にやってみると「なんだ、恐れる必要はなかった」と思う。そして「想像していたより、素敵な経験をできている!」とさえ思う人もいるのではないでしょうか。インターネットなどを使った事前の情報収集、そして自分に必要な事柄に優先順位をつけ、あとは行動を起こす勇気!これらが整えば、海外に住むことはそんなに難しくはないのだと思うのです。 世界は広い。さまざまな人がいて、いろいろな価値観がある。そしてバックグラウンドの違う人々と助け合いながら生きていくことは、これからの幸せの形。海外へ出ることは、そんなことを私たちに教えてくれるのだと思います。そしてエディンバラは日々、そんなことを体験できる街なのです。 次回はエディンバラの食べ物事情について書きたいと思います。 イギリス エディンバラ 留学エージェントに資料請求

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