世界に飛び出せ!海外就職のためのパスウェイ ~ちょっと意外な裏技~

第三回はちょっと意外な裏技編ということで、コネクションと回り道からの海外就職というパスウェイです。

コネクションと友達の重要性

意外に思われるかもしれませんが、海外は実は結構コネクションの世界です。もしも応募先の企業に知り合いがいて、その人があなたについて良い印象をもっていれば、全く知り合いのいない同じレベルの経歴をもった応募者よりもその企業への採用はされやすいでしょう。企業としてはどこの馬の骨ともしらない人を採用するよりも知っている人間を採用する方が安心です。では、どうコネクションを作るのか、というとやっぱりインターンシップが一番有利です。インターンシップをした企業であれば、その企業はあなたの働きぶりを知っていますし、ポストに応募した際に、あいつインターンで来たとき、頑張ってたよな、と思って受け入れてくれることもあります。しかし、留学経験があれば留学先でお世話になった先生や友達の知り合いに当たってもらうという方法もあります。海外では受け身じゃなくて自分から、とはよく言いますが、仕事探しについてもそうです。ものは試しで、こういうスキルが自分にはあって、こういう仕事を探しているんだけど、誰か雇ってくれる人いないかな?なんて感じで周りの人にたくさん尋ねてみるのも実は結構効果的です。特に同じ分野で働いている友達には声をかけてみましょう。そうやって友達伝いで仕事が見つかることは少なくありません。 周りに声をかけた際に仕事を回してもらえるようになるためには、フランクに言って良い友達を持つことです。自分のことをよく理解してくれて、自分のことを良く思ってくれていて、他の人に自分のことを推薦してくれる友達がいると仕事探しはしやすくなります。アメリカや海外では他者からの推薦って結構重要で、学校の入学審査の際にも推薦状が必ずと言っていいほど求められます。もちろん周りに推薦したいと思われるような人間になる、ということも大切です。 us-mm_workabroad03

国際団体の日本支部から海外へ

日本にある国際機関や国際NGOの日本支部に現地職員として入り、そこで職務経験を積むことで正規職員(専門職員など)として採用され、結果として海外の支部で働くようになるというタイプです。これはちょっと回り道になるかもしれませんが、一つの選択肢としてはおすすめです。インターンシップから現地採用され、その後キャリアを積んでいくことももちろん可能です。 国際NGOのインターナショナルオフィスでの勤務経験のあるY・Sさん(現在は転職して日本で就職している方です)は日本のNGOオフィスでのインターン中にイランへ難民支援のために渡航し、その後現地オフィスで採用されたそうです。現地でのいきなりの勤務が不安な人にはまずは日本の支部で働いて、適性を見極めることができるこの方法はおすすめだそうです。 日本人はやはり他の国の人々と比べると自己アピールが下手なのだそうです。だからこそ日本支部etcからの出向として実際に現地職員と働く経験をする方が相手へのアピールになるそうです。

就職後のキャリアアップ

就職後のキャリアアップも海外では実力主義&自分からです。ポスト獲得のために成果を上げていくことはもちろん大切ですが、それまでの経歴ももちろん大切です。海外ではキャリアアップのために転職をすることも普通です。日本で終身雇用制の会社にずっと勤めるよりも確かにリスクは高いですが、ハイリスクハイリターンです。キャリアはその人のスキルだけではなく、その人のパッションも象徴するので本当にやりたいことがあるのならその目標に向かってリスクとも向き合っていく必要があるのではないでしょうか。 us-mm_workabroad07

おわりに

日本で就職するよりもずいぶん大変なのではないかという気はしますが、困難であればあるほど燃えますよね!いろんな選択肢がもちろんありますし、パスウェイもこれだけじゃなくていろんな形で海外で働くことはできると思います。

参考

http://www.mofa-irc.go.jp/
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