医療費20万?!大学のヘルスセンター&町の病院での怖い話@アメリカ

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今回はアメリカでウィルスにかかったときの話。

喉の痛みと、だるさと、熱っぽさがしばらく続き、だんだん症状が重くなっていったので、

まず大学のヘルスセンター(医務室のような施設)へ。

なぜかこのヘルスセンターは、事前に予約を取っていないと、必ず1時間ほど待たされます 予約を取っても待たされるときは結構待たされます。何をしているのでしょう。 そこで診察を受けたところ、「風邪だね。ペニシリン出しとくよ。」と言われ、ペニシリンの入ったボトルを渡されました。しかし、いっこうに良くならず、むしろ悪化していき、食べ物が喉を通らないほどの喉の痛みを感じ始めたので、もう一度ヘルスセンターへ。 もう一度見てもらうと、「これはMononucleosisだね。アメリカの大学生で流行ってるんだよ。」と。

風邪じゃなかった。

寮に戻って症状を検索したところ口経由でしか感染しないため、通称「キス病」と呼ばれているウィルスだそう。いやいやいや、わたしはアメリカに来て誰ともキスはしてませんよ。 唯一の心当たりは水の回し飲み。日本人は普通かかりにくいらしいのですが、みなさんも気をつけて下さいね。ところで、ひとりのお医者さんにペニシリンは飲み続けるように言われたのですが、他のお医者さんには効果はまったくないので飲むのをやめるように言われました。 さて、さらに症状がひどくなったので

今度は町の病院へ。

このウィルスにかかったとお医者さんに伝えたら、お決まりの”Welcome to America!”(これはアメリカ人が良く自虐ネタで使うフレーズ)。この病院での体験が日本人のわたしにとって、とても不思議でした。 まず、お医者さんが細かく交代したこと。 診察担当→「この服に着替えてね」と伝える担当→聴診器担当→保険の説明担当→薬担当→お菓子と飲み物持ってくる担当、のようにほんとに細かく人がかわりました。いざとなったら誰が責任を取ってくれるのでしょうか。 さらに、なぜか最初の三人くらいはみんな症状を聞いてきました(ウィルス名から)。なぜ伝わっていないのか。こわいこわい。 そして、この薬がすごかった 大さじ1杯分ほどの液体だったのですが、なんと2週間ほど続いていた症状が全部治っちゃったんです!どんな強い薬だったんでしょうか。 そのあと出してくれた真っ赤なアセロラ味のようなアイスキャンデーには「人工甘味料・人口着色料」、「チェリー味」と書いてあり、喉が痛くて食べ物も喉を通らないってさっき伝えたのにクラッカーを出され(笑)。つっこみどころ満載でした。 最後に、およそ2週間後、病院から請求書が届きました。

日本円にしておよそ20万円弱。

嘘じゃないよ。 もちろん保険に入っているので返ってくるはずですが、とりあえず自腹なのでちょっと不安(笑)。  
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ニュースにもなったほどの大雪!ベンチも埋まっちゃうほど!
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雪見だいふく(笑)
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