日本から国際郵便を送ろう

留学中には家族から国際小包を送ってもらったり海外から送ったり、留学後には日本から留学中にできた友達に小包を送ったりなど、留学をきっかけに国際郵便を使い始めることも多いと思います。今回は日本からの国際郵便の送り方を紹介します。

国際郵便の発送手段

今回は日本郵便による国際郵便に限って見ていきますが、国際郵便の発送手段は日本郵便による発送手段だけでも3種類あります。
  • SAL:日本と送り先の国の国内の輸送は船便もしくは陸路で、そして国家間の輸送は航空便を利用することで航空便よりも費用を抑えながら、船便よりも早く配達されます。
  • 航空便:航空便の特長は早く届く、というところにあります。早いのは勿論航空便だからこそ。ただし価格はSAL便や船便に比べると高いです。航空便は1種類だけではなく、ニーズにあわせて利用できるEMS(速達便)や小型包装物や小包など様々あります。EMSは速達のスピードで配達され、郵便物の追跡が可能です。ただし、取り扱いのない国もあります。
  • 船便:船橋は時間はかかるものの、費用は安価に抑えられるので、急ぎじゃない場合にたくさんの荷物を送らなくてはならないときにおすすめです。

保険・追跡などなどの追加サービス

EMSを利用した場合には追跡サービスが最初から付いていますが、すべてに最初からついているわけではありません。保障や追跡サービスは最初からついていない場合には、書留扱いにして、追加料金を払えば行ってもらえるので、大切なものやプレゼントを人に送る時はおすすめです。書留扱いはほぼすべての郵便物が対象です。 小型包装物と通常郵便物(手紙や葉書)は追加料金で速達にすることもできます。すると、実質EMSと同じくらいの日寸で配達ができます。 保障は通常郵便物と国際小包にかけることができます。補償金額によって値段もかわるので、送るものの価値にあわせて設定できます。

小型包装物V.S.航空便小包

小型包装物は手紙が入っていなくて、モノしか入っていない場合に、小包はモノと手紙両方が入っている場合に利用することができます。小型包装物の場合、小包よりも手紙や書簡が入っていないだけなのに値段が安く済みます。場合によっては、小包で手紙とモノを一緒に送るよりも、小型包装物と手紙に分けて送るほうが安いこともあります。ただし、小型包装物は2Kgまでしか遅れないのでご注意を。 実際には、小型包装物に手紙や書簡が入っていないかのチェックは窓口での確認だけなのです。実質的に小包のものを小型包装物として発送することもできなくはないようですが、そこは利用者の良識に任せられているようです。

手紙

手紙は定形内のサイズ・重量であれば110円で送ることができます。郵便局では浮世絵の110円切手も販売しているので、外国人に送るのにもピッタリです。サイズ・重量を満たしている限り、手紙以外の小物が入っていても手紙として送ることができます。例えば、ティーバッグや小さなアクセサリーや本の栞などちょっとしたプレゼントを手紙とともに送ることもおすすめです。 定形郵便物は50g以下の23.5㎝×12㎝で厚さが1㎝以下、葉書サイズ以上のものです。

おわりに

稀にでありますが、輸送先の国の税関で開封されることなどあるので、発送する時にラベルを書く場合には、正しく、正確に内容物をラベルに明記しましょう。また、国によって送れるもの・送れるものが異なるので事前に確認しておきましょう。

参考

 
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