イギリス留学中に感じた、イギリスと日本の生活の違い(衣・食・住)

留学中の疑問

これは何!?イギリス留学中に出会った不思議なもの、疑問なこと

私にとって、この留学が初めての海外での長期生活だったので、こちらに来て戸惑うこともたくさんありました。 今回は衣・食・住の生活面について日本と異なる点や気をつけるべき点をレポートします!

1:服装について

・大学でのファッションはかなりラフ

日本の女子大生といえば、毎日バッチリメイク、髪も巻いて、流行りの洋服にハイヒール、といった印象が強いですが、イギリス人の大学生は普段あんまりお洒落をしません。 こちらの学生がお洒落する時といったらパーティーの時。ここぞとばかりに真っ赤な口紅に露出度の高いドレスを来て女優のようにおめかしします。 大学はあくまで勉強する場所、という認識なので普段はスッピンでジーパンにTシャツ、といった格好の学生もたくさんいます。 また、大学名の入ったスウェットを愛用している人も多いです。 これを着れば極端にダサくもなく、気合い入りすぎ感もなく、キャンパスに溶け込めるので便利です。 実際に私もテスト期間に服を考える手間を惜しんでかなり着まわしていました。  

・安くて便利なファストファッション。質には気をつけて

イギリスの大学生が買い物をするのは、大抵ファストファッションのお店。 日本でもあるようなH&M、Forever21をはじめ、品質は劣っても格別に安い洋服店がたくさんあります。 なかでもPrimarkはダントツの安さで、靴一足が1500円ほど。ただしこのようなお店では、商品の扱いや店員の態度もかなり雑です。 閉店間近のPrimark では、試着し脱ぎ捨てられた衣類が床や棚にゴミのように積まれていったりします…。服の紐が切れていたり、汚れが付いていたりする不良品も混じっていることもあるので気をつけましょう。
primark
閉店直前のPrimark。床に落ちてる靴も全て売りものです。
 

2:食について

・缶切りの使い方がわからない

イギリスの食生活で最初に困ったことは、缶詰めが開けられなかったこと! こちらにはプルトップのついた缶詰めは少ないので缶切りを使わなくてはならないのですが、その仕組みが日本とはかなり違っているのです。 刃のように尖った部分を缶に安定するように突き刺し、そこからゆっくりネジを回せば少しずつ缶が開いていく仕組みです。 使い方が分かっても、なかなか刃が安定しなかったり、ネジを回すのに結構力が必要だったりと慣れるまでに時間がかかりました。
留学中に使った缶切り
①黒い刃の部分を缶に突き刺します
留学中に使った缶切り
②ネジをゆっくり回すと缶が開いていきます。
 

・格安スーパーでの買い物

少しでも節約したいと思い、Aldiや Lidlなどドイツ系の格安スーパーマーケットで買い物をすることで食費を削っています。TESCOやSainsburyなどイギリスの普通のスーパーと比べて圧倒的に安いですが、その分商品の質にも注意が必要です。 たいていの製品はもちろん安全ですが、たまに卵がパックの中で割れていたり、サラダの袋がやぶれていたり、果物が腐りかけだったりすることも。 買う前に賞味期限や商品の状態を自分の目でしっかり確認することが大切です。  

3:住居、生活用品について

・温度調節ができない蛇口

イギリスの駅やお店などでは、蛇口が二つ付いているタイプの洗面台がメジャーです。 片方からはお湯、もう一方からは冷水が出る仕組みですが、この温度差がかなりひどいのです。 お湯の方は触ったら火傷するのではないかというくらいアツアツ、水の方はまるで氷水のような冷たさ。 そしてこの蛇口はたいてい固定されているため、両方の水を混ぜることも難しく、温度調整がかなり大変です。 私の友達は寮の洗面台もこのタイプだったらしく、知恵を絞って、ペットボトルを蛇口の間に挟み込むことで、温度調節を可能にしていました。 蛇口については、周りのヨーロッパ圏の子も文句を言っていたので、イギリス特有のものだと思います。 私の寮は比較的新しく、蛇口も日本のように自在に温度調節できる形になっているので、少しずつ変わっていくのかもしれません。 洗面器で温度調節して使っているのかとも思いましたが、洗面器はお店でもあまり見たことがないのです。
現地の蛇口
不便な蛇口
ペットボトルを使った工夫
ペットボトルを使った工夫
 

・スキンケアの文化の違い

メーカーに特にこだわらなければ、たいていのものは手に入りますが、スキンケア商品は日本とかなり異なっています。 私は日本から化粧水と洗顔ソープをもっと持ってくるべきだったと思いました。化粧水はToner という名称で売っていますが、あまりメジャーではないようでかなり種類が少ないです。 洗顔フォームにいたっては、日本でメジャーな泡立つものが普通の薬局やスーパーでは見つけられませんでした。 Face Washと書かれたものはたいていクレンジングと一緒になっていて、泡立たないクリーム状のもの。顔を濡らした状態でクリームをつけマッサージし、化粧を落とすと同時に保湿ができるというものです。 スキンケアはこのクリームでの洗顔のみで化粧水もなし、というのがイギリスではメジャーなようですが、私はやはり泡で顔を洗いたかったので、固形石鹸やMUJI(無印良品)の洗顔フォームを購入していました。 洗顔はシャワーの時のみで朝はなし、という人が多いのかもしれません。   イギリスと日本の違い、いかがでしたでしょうか? 毎日の生活のことだから、勉強に集中できるよう、生活したいものですが、日本との違いも楽しんでみてくださいね!

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