混浴!サウナではタオル必須!ドイツの温泉体験記

ドイツで温泉 こんにちは、ドイツのフランクフルト・ゲーテ大学に留学中のライターAnです。 留学生活も3ヶ月が過ぎ、温泉が恋しくなってきたこの頃…ドイツの温泉にお邪魔してきました。  

ドイツの温泉事情

私たち日本人にとって欠かせないものと言えばお風呂。1日の終わりにゆっくりお風呂に浸かると、身も心も癒されます。しかし、ドイツを初めとするヨーロッパ諸国には「湯船に浸かる」という文化がほとんどありません。今の時期のドイツは氷点下になることも珍しくないので、体は寒くなる一方。 そこで、日本人の友人と、ドイツの温泉にお邪魔することにしました! ドイツには2つの有名な温泉地があります。

① Baden-Baden(バーデンバーデン)

Badenはドイツ語で「温泉」という意味。 バーデンバーデンはドイツの南西部に位置しており、フランスとの国境近くにあります。近くにはダイムラーやポルシェの本社がある、シュツットガルトがあります。 温泉を中心に発展した街で、ブラームスやシューマンが訪れた保養地としても有名です。  

② Wiesbaden(ヴィースバーデン)

フランクフルトから電車で45分ほどのところにある温泉地です。フランクフルトが属するヘッセン州の州都で、常に観光客や地元の人で賑わっています。ヨーロッパでもっとも古い温泉地のひとつです。   今回は、フランクフルトにより近いヴィースバーデンを訪れました。その中でも、もっとも大きな温泉場である「カイザー・フリードリヒ・テルメ」へ!日本語のサイトがあることからも、日本人の需要が感じられます。 ヴィースバーデンの中央駅から、バス1,4,8のどれかを使い、「Webergasse」というバス停で下車します。外見はかなり厳かな雰囲気でした。 夏は4ユーロ/1時間、冬は6.5ユーロ/1時間。シャンプー・バスローブ・タオルなどのレンタルは全て有料でした。  

ほとんどが”混浴”!?

ドイツの温泉は、ほとんどが混浴です。 温泉場によってルールは異なり、常に水着をつけていないといけないところ、サウナは水着着用禁止のところ、全館水着着用禁止のところなどがあります。 訪れたカイザー・フリードリヒ・テルメは、全館水着着用禁止です。しかし、火曜日はレディースデーとなっていました。 ドイツ人は混浴に対して全く抵抗がないようです。しかし、こちらの温泉には日本人やアジア人男性が多くいるようなので、抵抗がある女性の方はレディースデーを選びましょう。  

サウナ&ぬるめのお湯がメイン

ドイツのサウナ カイザー・フリードリヒ・テルメは、ぬるめのサウナ、熱めのサウナ、古代ローマ式サウナ、スチームサウナ、フィンランドサウナ、石作りのサウナなど、サウナが充実。 また、お湯は、25℃程度の小さな水風呂、大きな水風呂、37℃程度のぬるめのお風呂、42℃程度の熱めのお風呂などがありました。 これら全部で17つのサウナ&お風呂を、推奨された順番に回っていくのが伝統式ローマ入浴法。 「シャワー→ぬるめサウナ→熱いサウナ→シャワー→マッサージ→シャワー→スチームサウナ→熱いスチームサウナ→熱いお風呂→ぬるいお風呂→休む→シャワー→水風呂→乾かす→クリームを塗る→休む」 という順番が推奨されています。順序通り回るとかなり時間がかかりますが、合理的に疲れを取り、体を癒す入浴法だそう。 久しぶりのサウナ&温泉は極楽でした…!天然温泉なので、熱いお湯に入りすぎると湯あたりします。注意しましょう。 中の写真は撮れなかったですが、日本のスパのように高い天井で、ローマ時代のような彫刻が彫ってありました。  

意外と厳しいマナー・ルール

ドイツの温泉にはきっちりとしたマナー・ルールがあり、観光客であってもルールを守らない人は厳しく注意されます。
  • サウナではタオルを敷き、汗を木に垂らさない
  • お風呂の前・シャワーの後には必ずシャワーを浴びる
  • サウナのドアはきちんと締める
  • 荷物やサンダルは決められた場所に置く
などは徹底するようにしましょう。  

必要な持ち物

ドイツの温泉での持ち物 ドイツの温泉に行く場合は、
  • 大きめのタオル(サウナで必要です)
  • バスローブまたはガウン(大きめの館内の場合、中を歩くのに必要です)
  • ビーチサンダル(上に同じ)
  • シャンプー・ボディーソープなど(レンタルは有料です)
  • 水着(必要な場合)
などを持って行きましょう。 中欧のハンガリーも、温泉地として有名。入り方はドイツの温泉とほとんど同じだそうです。  

ドイツでは「髪は隔週で洗う」ことが推奨されている

ちなみに、ドイツでは、髪を毎日洗うことは推奨されていません。 理由は、硬水によって頭皮や髪が傷んでしまうから。実際、抜け毛や髪の痛みに悩まされる留学生は多いです。 お風呂に入らなかった次の日は、ドライシャンプーを使う、前髪だけをシャンプーで洗う、などが一般的です。 ドイツの温泉体験記、いかがだったでしょうか。長期間留学していると、恋しくなるのが温泉。 ドイツ留学中の方だけでなく、他の国の方も、ぜひ訪れてみてください。 留学エージェントに資料請求

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