北欧デンマークのワーキングホリデー!基本情報・ビザ

英語圏ではない北欧にもいくつかワーキングホリデーでいける国があります。日本では北欧家具などが人気ですね!しかし、北欧に留学というイメージはほぼないです。今回は2007年からワーキングホリデー制度が始まったデンマーク留学について紹介します。

デンマークってどんな国?

北欧諸国の中で最も南に位置し、ヨーロッパ大陸と陸続きのユトランド半島と500以上の島々からなる国です。北はノルウェー、東はスウェーデン、南はドイツと国境を接しています。緑や湖が多く、美しい景観をもつ一方で、可愛らしい街並みを持つ国です。公用語はデンマーク語ですが、デンマーク人のほとんどは英語がペラペラです。人口は約565万人で首都はコペンハーゲン。幸福度が高い国としても知られています。なお、通貨はEU圏でありながらユーロには参加しておらず、独自通貨「クローネ」が採用されています。ノルウェーやスウェーデンで流通し ている通貨も単位が「クローネ」ですが、これらの通貨はそれぞれ各国のものでありユーロのような共通通貨ではありませんので注意してください。 デンマークでワーキングホリデー

デンマーク語

デンマーク、フェロー諸島、 グリーンランドなどで話されている言語です。話者数は約550万人。スウェーデン語とノルウェー語と似ており、ドイツ語とも共通点がたくさんあります。デンマーク語の文字は、英語で使われるアルファベット26文字にデンマーク語特有の文字3つを加えた29文字です。比較的英語と文法が似ているため、簡単に読むことが出来ますが、発音は難しいといわれています。

英語力

デンマーク人は英語力が高いといわれています。デンマークでは日本でいう小学校低学年ほどから、第一外国語として英語を学びます。そのため、50歳以下の人はほぼ100%英語がペラペラです。デンマーク語が話せなくても英語が話せれば、十分生活できます。英語を学ぶこともできます。しかし、駅の表示やカフェのメニューなどは英語で書かれていることが少なく、デンマーク語で書かれています。もちろんですが、デンマーク人は日常生活においてデンマーク語を使います。 デンマークの地図

デンマークのワーキングホリデー

日本・デンマークの両政府が両国における協力関係をより緊密化するためにワーキングホリデーの制度を導入しました。 また日本・デンマークの文化や生活様式を相互に理解していただく為の 幅広い機会を提供するものです。この合意により日本国籍の方が主に休暇目的で長期間デンマークに入国することが可能になり、滞在期間中に旅費を補うための仕事に就くことが出来ます。ワーキングホリデーがあれば日本国籍の方はデンマークの法律や規定に従い利益のある活動に従事するための許可証は必要ありません。このスキームに参加する日本の方々は例えばデンマークの文化や生活様式を学ぶ為に語学のコースに入学することも可能です。ビザ申請料金は日本国籍者はかかりません。 デンマーク大使館

ビザ申請資格

  • ワーキングホリデーの主な目的は休暇を過ごすことである
  • 申請時に日本に居住していて日本国籍を有している
  • ビザの申請時に18才以上から30才以下である
  • 主に1年間以内の期間で休暇を過ごす目的で、許可された期間を延長することはできない
  • デンマークのワーキングホリデーをいままでに取得していない
  • 同行者が独自のビザを持っていなければ扶養義務のある家族を同行できない
  • 有効な日本のパスポートを持っている
  • 往復航空券かそれが購入できる程の十分な資金を持っている
  • 主にデンマークでの滞在期間生活を維持ことが出来る程の十分な資金 (DKK 15,000、日本円相当最低30万円) を持っている
  • 健康でかつ犯罪歴のない
  • このスキームの下で入国する場合デンマークの法律・規定に従わなければならない
申請者はデンマーク語の知識がないという理由だけでワーキングホリデーが許可されないことはありません。 デンマークの国旗

ビザの申請をしてみよう

申請者本人が、必要書類を、当大使館領事部へ提出しなければなりません。申請時には、事前にメールで予約が必須です。 デンマークのワーキングホリデービザは定員に制限がなく、期間の制限もないです。ビザ発給のための審査には最長3ヶ月かかる可能性があります。

必要な書類

  1. 有効なパスポート
  2. パスポートのコピー(表紙及びすべてのページのコピーを1部、白紙のページも含む)
  3. 自分名義の銀行残高証明書(英文で原本1部) デンマークの滞在期間に生活を維持出来る程十分な資金についての証明(英文証明書でDKK15,000 に往復航空券の費用を合算した金額)原本1部。なお、クローネの換算レートは変動がありますので事前に十分な金額を満たしているか確認する事が必要。
  4. 申請用紙2部(原本、及びカラーコピーしたもの1部) なお、2011年5月20日から申請用紙の内容が一部変更されました。 また、申請書のコメント欄に申請の動機・出発日・期間などを記載してください(英語かデンマーク語)
ワーキングホリデーに許可が下りた申請者がデンマークに入国するとレジデンスカードが交付されます。レジデンスカードはデンマーク雇用維持・外国人雇用庁で受領する方法とデンマーク国内の住所宛に郵送で受領する方法がありますので、ビザが許可された際に送られる指示書の記載に従って手続きをして下さい。 デンマークのワーキングホリデービザ申請

デンマークの魅力

おとぎの国

童話で有名なアンデルセンはデンマークの作家です。街のあちらこちらにおとぎ話のモニュメントがあります。おとぎ話が生まれることが納得できるような可愛らしい街並みなのが魅力です。

デザイン大国

デンマークで、たくさんの素敵なデザインが生まれた理由に、日照時間が短く、冬の寒さが厳しいため、室内の暮らしをどれだけ快適にするかが重要だった点があげられます。こうして、温かみが感じられる、シンプルで機能的なデザインが生まれたのです。そして、数々のデザイナーの生み出してきました。

自転車大国

自転車は環境政策として導入され、デンマークでは多くの人が自転車を使います。デンマーク人の生活の一部となっています。

福祉が充実

税金は高いですが、日本の様に高い大学の学費を支払う必要はありません。また、医療費も無料です。外国人留学生でも無料で治療が受けられることができます。

ホイスコーレ

デンマークを含め北欧3カ国には、「ホイスコーレ」という独特な学校があります。この学校では、高校を卒業し、進路に迷っている若い北欧人や、大人になってから何か新しいことに挑戦したいと思っている人が集う学校です。年齢も幅広く、受け口が広いので気軽に北欧生活を楽しむのに良い手段です。北欧の物価は基本高いですが、このホイスコーレは食事や寮などが全部込みで、月に約10万円ほどで通えるのも魅力です。 ★また、デンマークではCPRナンバーを取得すると語学学校の料金などが免除されます。 ≪参考≫ 世界一幸せな国「デンマーク」の魅力をひもとく旅~みんなで幸せになろう♪ デンマーク

おわりに

今回はデンマークのワーキングホリデーについて書きました。北欧に留学するのはとっつきづらいかもしれません。しかし、北欧でもキレイな英語を学ぶことが出来ます!ほかの英語圏で学ぶよりもよりも学費も断然安いですね!英語を学びつつ、デンマーク語を学ぶ留学はいかがでしょうか。実際にビザを取った方はデンマークでワーキングホリデーも見てみてください。 留学エージェントに資料請求

ワーキングホリデー 関連記事

賢く留学準備をするなら、こちらの記事も参考に! 「自分にピッタリの留学エージェントを探せ!」
留学エージェントに資料請求