結局、留学って何の意味あるの？必要あるの？どのくらい英語できるようになるの？

そもそも留学って何の意味があるのでしょうか？英語等の語学の勉強は日本でも出来ますし、かなり莫大な費用がかかるし、、、。そこで今回は留学はどんな意味があるのか、何が得られるのか、必要なのかどうかを考えたいと思います。まず留学する意味としては、日本では得られないものがあるから海外へ行きますよね。私のような語学習得や大学進学目的のほかには、ダンサー、アーティスト、モデル、パタンナー等になるため、あるいはそのキャリアを手に入れるために留学している人たちがいました。

「生きた英語」が学べる

語学勉強を例にすると、日本で学ぶ英語はＥＦＬ（English as a Foreign language ）、アメリカなどの英語が公用語の地域で学ぶ英語はESL（English as a second language ）といわれ、要は英語が日常的に話されている環境にあるかどうかが大きなになります。留学では嫌でも毎日英語を話さなくてはならないので、自然と身に付きます。そして目から、耳から入ってくる英語は実際に使われている「生きた英語」です。これに対し、日本の学校で習った「How are you? - I'm fine.」「My name is...」など日本で学ぶ英語は「死んでいる」ことが多いです。私はこのアメリカ社会や文化が背景にある「生きた英語」を聞く・話す能力を身につけたいと思いアメリカ（ＮＹ，ＣＡ）への１年留学を決めました。それもあって今ではかなりスムーズなコミュニケーションが英語で取れたり、字幕なしで映画が見れたり、初めて聞く曲でも歌詞が分かったりとかなり成長しました。だからといって日本で英語を勉強（ＥＦＬ環境）しても死んだ英語しか話せないという訳ではありません。海外へ行ったことが無くても英語がベラベラの人はいます。ただかなりハードな勉強と強い意志が必要です。これは英語だけでなく専門分野の勉強や研究にも共通することと思いますよ。例えば、私の友人は「生きた国際政治・経済」を専門的に学ぶため日本よりもインターナショナルな北米の大学へ進学しました。外国の大学でしか学べない学問、その学問の最先端を行く地域・大学などは留学する大きなモチベーションになります。

異文化の人との出会い＝自分自身・日本を発見！？

もう一つの留学目的として世界中にコネクションを作るという目標がありました。日本ではなかなか出会うことのなかった人種、国籍、文化を持った人たちに出会い、自分とは違う人とのコミュニケーションをすることで理解し合う力が付きました。たった一年の留学で何十か国もの人々と出会い、今でも連絡を取り合う仲で、未だにたくさんの刺激を受けています。たとえばイスラム文化のこと、南米諸国の発展、日系アメリカ人からみた日本の姿、銃社会、ＬＧＢＴなど、本当に今まで知らなかった世界をたくさんの人々が見せてくれます。こういった人たちと出会い、異国の地で暮らすことは相手を知るだけでなく自分自身・自国を知る事につながります。これも留学ならでは（ＥＳＬの環境）の経験で、自分自身・日本のことをより客観視できるのは自国（ＥＦＬの環境）では中々気づくことが難しいと思います。

じゃあ、留学は必要？

端的に言うと、無理に留学する必要は全くありません。ただ、強い意志や目的があればすぐにでも行くべきだと思います。留学は確かにとても貴重で自分の人生に影響を与えるであろう経験になります。しかし、学歴や就職の自己アピールとして、人と比べてより優位に立つためのものではありません。大切なのは自分が何がしたいのか、何が欲しいのかであり、そこに留学という一つの選択肢があると考えてみたらいいと思います。迷ったら、まずはパンフレットを取り寄せるところから始めてみましょう。現地の情報や語学学校のこと、費用のことなど色々調べてみることで、より具体的になってきますよ。

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