アメリカの格安語学学校って実際どうなの?

アメリカ語学学校の費用

アメリカ語学留学の際、ニューヨークとサンフランシスコでいわゆる格安語学学校に通った時期がありました。インターネットで調べても大学付属語学学校よりも情報が少なく、オフィシャルサイトもなんかショボイこともあり「そんなに安くて大丈夫なの?」と私も最初は心配でした。

そこで今回は格安語学学校を選択するメリットとデメリット、どんな人にオススメなのかを紹介したいと思います。

1、最大の利点はやっぱり授業料の安さ!

私の通った格安語学学校は二つとも月$500を切る授業料でした。私の通った田舎の大学付属の語学学校では月$1000は超えるくらいでした。

授業料を節約することで、他にお金をかけることが出来ます。私はその分NYやSFの治安の良い地域に住むことが出来ました。

ただ安い分カッコいい広いキャンパスではなく、普通のビルに通い、きめの細かいサービスは期待できません。

2、期間が自由!セメスター制・クウォーター制に縛られない!

私の通った格安語学学校では週や月単位で大学のような学期制がなく、ムダに長い大型休暇を過ごす必要がなかったので、とても良かったです。特に一年休学留学をすると、秋期セメスターが12月に終わり、次の春期セメスターが5月までと、日本の大学と期間が合わないことがあります。次の学期がとれなくても、4月まで語学学校に行くことで、日本の大学が始まる4月直前まで学校に通い、みっちり1年英語を勉強することが出来ますよ。

ただし自分の初日がクラスの初日とは限らないので途中参加のような形がほとんどです。途中参加が苦手な人は事前にクラスの初日を学校に確認するといいと思います。

※セメスター、クウォーター制についてはこちらを参考に。「いまさら聞けない!アカデミックイヤーとは?学期制って?」

3、コース、授業時間、時間割はこんな感じ

まず、基本的な英会話・文法の授業があり、大学入学を考えている人にはTOEFLコースもあります。それに加えて、集中的なライティングやリスニング、リーディング等の授業や、ワークショップなどがありました。

授業時間は週18時間。午前、午後、夜など生活スタイルに合わせてそれぞれ時間が選べましたよ。

私の場合は月曜日から木曜日の午前中に授業が始まりお昼過ぎに授業が終わり、日によってはアクティビティや追加の授業がありました。この通り、結構時間があるので、自習時間やクラスメートとの時間も十分に確保できました。私はあらゆる美術館や図書館に通い「英語のの勉強+自分の興味」を勉強してました。その他にも学校外のESLクラスに参加したり、ボランティアをしたり、かなり活動的な生活を送りました。

4、先生、生徒はこんな感じ

先生は色んなルーツ・人種の人がいました。フィリピン系アメリカ人、地元出身者、などなど様々。私の先生はニューヨークなまりが強く、慣れるのがたいへんでした。アメリカ英語といっても実際には沢山の種類があります。なので必ずしも目標にしているなりたい英語(特に発音)をもった講師とはかぎりません。そういった地域性や違いを楽しめるだけでなく、日本では出会えない様々な種類の英語を聞き理解する能力がかなり身につきますよ。

生徒の国籍は大学付属語学学校とくらべると、先進国出身の留学生だけでなくかなりグローバルな印象を受けました。そういったクラスでのディス化ションはいつも興味深く、新しい発見だらけでした。さらに都会の格安語学学校に行くことで世界的な人脈が出来ました。

そして通っているのは学生だけではなく、アメリカで仕事を始めた人やアメリカ人と結婚したり、パートナーの仕事の都合で移住してきた人など様々です。外国人がアメリカで働き、住むことがどういうことなのかを実際に耳にすることが出来たのはとても興味深い経験でしたよ。

5、学校施設はこんな感じ

街のど真ん中のビルの3~5フロア分が学校でした。パソコンルーム、食堂、キッチン、ラウンジなどの施設に加え、Wifiも完備していました。SFの格安語学学校は小さく、アットホームな感じでした。NYの格安語学学校はたくさんの生徒がいて、オフィスもバタバタで、受付の人はちょっと不機嫌そうで(そう見えるだけ!)中々の忙しいニューヨークスタイルでしたよ。

一口に格安語学学校と言っても、地域や規模などからさまざまな特徴がそれぞれあると思います。もし可能であれば、いくつか実際に見学してみたり、学校に直接問い合わせてみましょう。

アメリカの格安語学学校はこんな人にオススメ!

アメリカ語学留学の準備

とにかく費用を押さえたい。語学学校の費用を抑え、他にお金をかけたい。

世界中のいろんな人に出会いたい。

学校外での時間がほしい。

大都会に住みたい。

英語を母語としている人ならば教員の人種、ルーツは問わない。(むしろそれを楽しめる人!)

大学付属に行く、大学のカッコいいキャンパスに通うといったこだわりがない。

最低限のサービス、サポートで十分。(編入手続サポートや、きめ細かいオリエンテーションなど)

セメスター・クウォーター制度にとらわれず、好きな期間勉強したい。

いかがでしたか?語学学校も様々なので、ぜひ検討してみてくださいね。

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